蓋が・・・開いたかもしれない。 |     タロットはなうた

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               日常の中にタロットを。
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「審判」

 

天使のラッパの合図で、昔自分が心の奥底に眠らせたものが復活する。

 

このカードが先日の総合リーディング講座

 

 

 

 

で私のリーディングをしてくださった時に出たのです。

 

「審判」の意味を頭で覚えても、体験として感じたことはなくて、いまいちどういうものなのか実感できずにいました。

先日このカードが出た時も、占い師役の方に「天使のラッパはどういうことに気を付けておけばよいのですか?」としつこく質問してしまったくらい(笑)

 

実はこれ、私がこの先タロット占いをするうえでの指針を質問したものでした。

自分は何のためにタロットをするのか、どういう他者鑑定がしたいのか、はっきりさせないと前に進めないなぁって思っていたのです。

「私にとってタロットとは?他者鑑定とは?」です。

 

昨日も、この時のリーディングを録音したものを聞きながら思い出していました。

 

 

左上が「審判」、そして真ん中上が「吊るされた男」、右上が「カップのナイト」。

他の方が出してくれたカードも、自分のカードも見返しながら頭で反芻し、何を表しているのか、どう道を選べばいいのか、考えていました。

 

そして今朝、「これかな?これが天使のラッパかな?」というものを元に選択しようとしましたがうまくいきませんでした。

それから感情を揺さぶられることがあり、怒りの感情を出しました。

その直後、最近よくお話させてもらってるカウンセラーの方と「怒りの感情」について話していた時、お相手の方が「怒りから自分が何を大切にしているかがわかる」って言われたんです。

その言葉は私の胸に響きました。

今思えばそれがラッパの一つだと思います。

 

自分が大切にしていること。

 

「カップのナイト」

 

目の前の相手にゆっくりと大切に感情を届けている人。

 

 

「カップの2」

 

相手と感情を分かち合う事。

 

どちらも先日のリーディングで出ていたカードでした。

私はこれを大事にしたいと思ってるんだなぁ。

カードに出てたんだなぁってその時思いました。

 

そして、「うたは~ぼくた~ちの~こころ~のなかに~♪ともだちのようにやさ~しく いつでもそばにいるよ~♪」って歌いながらお昼ご飯を作っている時、ふと、6年生の時の担任の先生が卒業の時にくださったメッセージが頭に浮かんだのです。

「〇〇さん、人の心のわかる優しい人になってください。」のような意味の言葉でした。

実はこの言葉はこの後私を迷走させる、一種トラウマとなっている言葉なのですが、それくらい力を持った言葉だからこそ眠らせたかったのかもしれません(言葉自体を忘れたことはありません)。

「あ、これだ!」って思いました。

 

先日、リーディング講座でタロットは私にとって、「自身の閉じ込めた感情を一つ一つ取り出すためのものになるのではないか」とかづこ先生におっしゃっていただき、「あぁ、人のためじゃなく自分のためでもあるんだなぁ。」と気付きました。ほんとに、そうでもしないと私は自分の閉じ込めた感情と向き合わないままなのかもしれません(笑)

 

そして、私にとっての他者鑑定は、「相談者の想い、自分でも気付かない想いを大切にくみ取っていき、気づき、視点の転換を手助けすること」だと思いました。

これは、素早い変化は望めないかもしれないけど、時間をかけてゆっくりと変わっていく方が定着しやすいという利点もあるのではないかと思います。

スピード重視の方の要望には応えられないかもしれないけど、丁寧に着実に、を望まれる方の希望には添えるのでないかと思います。添えるようになりたい。

 

 

ニュービジョン(一番左)が見えたでしょうか。