【近藤沙織のライフストーリー①】それなりにやってこれちゃった~寝言も英語の同級生との日々 | (大阪府・オンライン)カラフル手帳術・アメブロ講座・日本産アロマなどセミナー講師 時間の使い方はいのちの使い方♡

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アメブロレッスン他、各種セミナーを提供。
日本産アロマ取り扱い。

近藤沙織です。

 

 

「ライフ・ストーリー」作成のための

インタビューを受けました。

 

 

インタビュアーは小川志津子さん

 

20年以上のインタビューキャリアを持つ

ライターさんです。

 

 

志津子さん自身も「大作になった!」

と言う私のライフ・ストーリー。

 

 

ぜひ続けて最後までお読みくださいラブラブ

 

 

 

 

【近藤沙織のライフ・ストーリー】

 

 

とても、くだけた人なのだ。

 

 

初めましての時から、

何とも明るく接してくれて、

ほんのちょっとのひとり言も、

ちゃんとキャッチしてくれて、

彼女の周りはいつも、笑いに満ちていて、

 

 

でも、なんだろう、

彼女の中へ踏み入っていくと、

ぎりぎりのところで、

最後のドアが開かない。

 

 

笑って話して、それでお別れなら、

何のさしつかえもないのである。

でも私は、彼女の明るさに惚れてしまっている。

このインタビューだって、弾みに弾んで、

実は3時間超えである。

 

 

ほんとうの言葉を聞きたい。

 

 

これは、近藤沙織さんのこれまでの人生と、

そしてそれに迫る取材者の、対話の記録だ。

(取材・文:小川志津子

 

 

 

 

◆それなりに、やってこれちゃった

 

 

朝、家族の誰よりも早く起きることを、

ついに手放しました、と彼女は笑った。

 

 

「朝は、主人に起こされます。

 だいたい6時ぐらいかな。

 それから子どもたちとごはんを食べたり、

 もろもろ用意して、

 8時過ぎに子どもを保育園につれていく。

 そこからは、家事をしたり仕事をしたり」

 

 

彼女は今、日本古来の素材を使った、

「和アロマ」などを取り入れた生活を提案する、

「アロマ空間 colorful knot」を主宰している。

 

 

他にも、Facebookやアメブロの活用術を

広く伝授したり、

カラフルな付せんで日々を管理する

手帳術の講師をしたり、

なんだかもう、いろいろすぎて、

枚挙にいとまがない。

 

 

「夕方になったら子どもを迎えに行って、

 ごはんを食べさせて、お風呂に入れて、

 寝かしつけて、

 そこからが自分の時間ですね。

 主人は日付が変わるまで帰らないので」

 

 

帰ってきた夫と話したり、

彼がお風呂に入ったり、

しているうちに、就寝時間は午前2時。

 

 

「ほんとは、長く寝たい方なんですけどね(笑)

 でも、私がしていることは全部、

 やる、って決めていることなので」

 

 

今の自分に必要だから、やる。

その思いが原動力なのだという。

 

 

「小さい頃は、超いい子でしたよ(笑)。

 大人が求める、超まじめな、いい子。

 長女だし、親もどちらかといえばきっちりした、

 典型的なA型気質だったので」

 

 

大人に合わせて無理していた「いい子」なのか、

根っから「いい子」だったのかを問うと、

実に率直な即答が返ってきた。

 

 

「今となっては、もう、

 どっちなのかわからないです!」

 

 

四国・高知の空の下、

近所の友だちと普通に遊び、

お勉強は、好き嫌いなく、

基本的には、何でもできた。

習い事は、書道とエレクトーン。

長く続きましたか、と問うと、

どこかのドラマで聞いたような答えが。

 

 

「私、続かなかったことがないんです!」

 

 

飽きるとか、辞めたいとか、

そういう感覚がそもそもない。

始めれば楽しくなるし、

うまくなれば、もっとやりたくなる。

 

 

じゃあ、逆に、大嫌いだったものはありますか。

 

 

「虫」

 

 

……そうじゃなくて、

やりたいのにうまくいかなかったりとか、

苦手だったりしたことは?

 

 

「んーーー……(長考)」

 

 

すごい!

「苦手」が出てこない!

 

 

「嫌な言い方だけど、

 何でもそれなりに、やってこれちゃったんですよ。

 ほんとに可もなく、不可もなく」

 

 

反抗期も、記憶にないのだそうだ。

あとでお母さんから、

「あんたに困らされた覚えがない」と言われるほどに。

 

 

「でも私の中では、いろんな記憶があるんです。

 母親に、『あんたは思いついたことを、

 すぐ口に出すのがあかん』って言われて。

 何か思いついたら、頭の中で2〜3周まわして、

 言っていいかどうかを判断してから言いなさい、って」

 

 

以来、自分の思いを口に出せなくなった。

誰が聞いても正しいであろう言葉しか。

「好きなものは何?」と聞かれても、

すぐに言葉が出てこない。

 

 

「それは、今もちょっとありますね。

 今はそのリハビリ中な感じです(笑)」

 

 

 

 

 

◆寝言も英語の同級生との日々

 

 

「でも、それなりに楽しくやってましたよ。

 高校の時は、彼氏もいたしね。

 ちょっとやんちゃな。

 優等生はやんちゃに弱いでしょう(笑)」

 

 

そうそう。

自分にないもののかたまりが、

目の前に現れたら、くらっと来てしまう。

 

 

「あと、部活も楽しかったな」

 

 

バレーボール。

中・高・大と、これも長く続いた。

 

 

「中高の6年間について、

 自分なりにはわりと満足していたんですね。

 だから大学ではバレーボール以外のことを、

 やってみようかなあとも思ったけど、

 バレーやってるところを見ちゃったら、

 もう、ダメでした。入っちゃった(笑)」

 

 

チーム6人の思惑が、

何も言わずして噛み合う瞬間が、

何とも言えず楽しいらしい。

 

 

ポジションは、セッター。

次のトスを誰に上げようか、

決めるのは彼女だ。

「ゲームを握ってるのは私だ!」的な気持ちになるという。

 

 

「大学のバレー仲間とは、

 毎日、ほとんど、一緒にいましたね。

 実家を出てひとり暮らしだったから、

 夜通し、話をしてみたり。

 あの頃は濃かった!」

 

 

勉強面についても、彼女は真摯だ。

 

 

「海外での仕事や、貿易関係の仕事に興味があったんです。

 というのは母親が、英語の先生なのに、

 海外に出たことがなかったんですよ。

『外の世界、見てみればいいのに!』って、

 なんとなく、思ってたんだと思う」

 

 

自分は、外の世界を見たい。

国際的なビジネスを学べる、

京都の大学を選び、実家を出る。

 

 

「3回生の時に、すごく厳しいと評判のゼミに入ったんです。

 そしたら、半数以上が帰国子女。

 日本から出たことがないのは私ともう一人だけ。

 知らん世界の話すぎて、逆に面白かった」

 

 

英語に次ぐ英語。

日常会話どころか、寝言まで英語を口にする同級生と、

机を並べて、それはもう悪戦苦闘。

 

 

「ゼミの中では明らかに、成績的には、

 私が一番下なんですよ(笑)。

 だから守りたいものとか、プライドとか、

 そういうのが一切ない。

 その、開き直り力みたいなものが、

 その時に身についたと思う

 

 

人前でしゃべること。

ダメな自分も開示すること。

それまで自意識が邪魔をしていた、

それらのことが、ちょっとだけ軽くなる。

 

 

ダメな自分を開示することは、

実は今も、苦手だったりしますか。

 

 

「苦手ですね(笑)。

 できそうだな、って思われちゃう人です。

『沙織ちゃん、これできるよね?』って言われたら、

『うん、やろか!』って引き受けて、

 それなりのことができちゃう人です」

 

 

忘れられない光景がある。

とあるイベントの、

彼女は仕切りを任された1人で、

イベント後、打ち上げへ向かう車内で、

彼女は出席者の名簿を見ながら、

どの人が何つながりでやってきた人なんだか、

すごいスピードで、全員について、

ばしん、ばしんと即答していく。

 

 

後部座席から垣間見た、

助手席に座る彼女の右ななめ後頭部を、

今でもくっきり思い出す。

 

 

「私としては、言われたことを言われたまま、

 やっているだけのことなんですね。

 だから、そのことで特に、私の中では、

 自己評価は上がらないというか。

 なのに、周りからは『できる!』って思われちゃう。

 それがしんどい時期も、あったかなあ……」

 

 

「できる女」の周辺にいる、

全人類に伝えたい。

「できる女」は、難なくやれちゃってるんではなく、

見えないところで、実はめちゃめちゃ努力している。

 

 

しかも本人はそれをあたりまえだと思っているから、

賞賛や報酬の一切を、自分から求めてくることはない。

 

 

肩をたたいて、グッジョブ!と親指を一本。

それだけでも彼女たちは、たいそう救われると思うのだ。

 

 

 

私のライフストーリー②はこちら

 

 

 

 

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