なぜ私が痴漢に遭いやすいのか。part2 | 齊藤夢愛オフィシャルブログ Powered by Ameba

なぜ私が痴漢に遭いやすいのか。part2

それからと言うもの、ゆあタソは何故か、痴漢に遭いやすくなるのである。


道端で、変なおっさんに

「僕のここにデキモノができちゃったんだ。見てくれるかな」

と下半身を出されたり、


「おじさんについてきたら楽しいことが出来るよ」

と車に連れて行かれそうになったり。


そして齊藤家は、その後引越しをした。


しかし新しい地でも、私は痴漢に遭いまくったのだ。


道端でスカートめくりをされたり、
本屋さんで痴漢にあったり(これ結構よくある)
バスで、電車で。



その中で、

一番大きな痴漢を、通称「アンパン事件」と呼んでいる。


これは、ゆあタソが17歳の頃。
部活帰りにアンパン片手にいつもの道を自転車で駆け抜けている時だった。


暗い道。人通りのない道。


そこにそいつは現れた。


アンパン片手に歌いながら自転車を漕いでいると、草陰から男が飛び出してきたのだ!!!!


そして勢いよく私の胸をバーン!と叩く?触る?と、そいつは転げて道路へ投げ出されたのだ。


ここでもう一度言おう。


人は、本当の恐怖に直面した時、声が出せない。


私は驚きと恐怖で、


今まで出したことのない、雄叫びをあげた。


「ぐぅをぉをおおおぉお”ぉ”!!」


唸りなのか雄叫びなのか。
恐怖でお腹に力が入らないがお腹から出しているような声。


そして次にその男に対し発した言葉。



「バーーカ!◯ね!!」


なんとも安易な悪口である。


しかし痴漢に度々遭っていたゆあタソは、8歳の頃とは変わっていたのだ。
今までは怖くてそんなことは言えなかったであろう。


そしてもう1つ。


右手に持っていたパンは、まだしっかり手に握られていたのであった。笑


大事なパンは離すまいとその頃から意地汚かった私も、さすがに恐怖で震えながら自転車を漕ぎ、母親に電話した。


あぁなんでわたしはこんなに、痴漢に遭うのだろう…


ゆあタソは頭を抱えた。



そして当時バリバリグラビアで仕事をしていたゆあタソは、


ある人物に出会うのである。





続く。