令和の清少納言 幸坂 ゆうあです。
※こちらは2019年06月02日に掲載した記事を加筆修正したものです。
※2016年２月2日の過去記事を追記修正して再掲載しております。
初めての方へ
私のブログを読んで、
もし自分史を書いてみようと思ってくださる人の力になればと思います。
人ってそのときそのときの記憶を忘れていくのが普通であって、
たった今こうして書いていても、後で見直すと
「え？こんなふうに思ってたんだっけー」
ということも結構あります。
記憶が確かかどうかっていうのも
実はあまり拘っていると書けなくなることが私は多かったです。
もしも、違ったとしてもそれを確かめるすべはないわけだし
なによりもね、昔の記憶。
これを補えるだけの「今の自分の思い」があるなら、きっと書けます。
人はただひたすら「今」を生きているから。
最近は昔の記憶の信ぴょう性にこだりすぎることなく、
「ただあったことに自分の思いをくっつけたもの」
ととらえて書いていっています。
だけどもしもね。わざと嘘を書いたとしたら・・・・
きっとそれは読んでいる人には伝わるんじゃないかな。
本来文章ってそれくらい、
人の心に届くものだと私は思っています。
「ゆうあさんは最初から自分史はこんなふうに書けるって思ってたんですか？」
「何をきっかけに書けるって思えたんですか？」
自分でもすごい発見しました。
書き始めた当時、仲間がいたからこのことを結構早くに払拭できたと思うんですけどね。
私の自分史は
「旦那が急死したこと」
「５０円玉ふたつになって風俗の面接にいったこと」
「3500万の借金を返済できたこと」
など、ちょっと（かなりか）波瀾万丈な部分で
たくさんの人に読んでもらえるきっかけになったのですが、
自分史の一番はじめに書き始めたのは
「仕事に行けなくなった」ことからなんです。
確かに「５０円玉ふたつ」やいろんな問題は楽ではなかったです。
(いやほんともう一回とかあったら無理です無理・笑）
でもね。
わたくし、仕事を辞めることになるまで、
２６年間保育士を続けていたんです。
なので。
大人になってからの自分の肩書き
（これがあるから偉いとか思ってた。今となってはとんだ笑い話だけど）
自分が唯一続けてやってきた仕事
子育てをしながら続けてきたこと
あと
保育士しているから、できないことはうまく逃げれるっていうのもありました。（ひどい）
わたしという人間が
ただの「名前だけ」になること。
(と当時思いこんでいました)
…がほんとに怖かった。
自分に「価値がなくなる」と思っていました。
なんてことだ！（笑）
でも、思えば。
一番なにも行動できなかったのが、
「仕事に行けなくなった」ことでしたから。
つまりね。
みんなそれぞれ「つらかったこと」は一緒じゃないってこと。
実はこの頃が「自分が一番みじめ」に見えてたなあ。
50円玉ふたつのころもだけど
もうそうは言ってられないというところまで
来ちゃったら。
私は「怒りながら」動いたんですよね。
「仕事を辞める」
「仕事にいけなくなる」
「仕事がなくなる」って
通過点かもしれないけど、ある意味大きな壁だったのだなあ。
今はそうやって「客観的に」
たまに「自分のことじゃないように」（いやいや）
書いちゃってるけど
昔、アメブロに検索ワードがあったときに
「仕事にいけなくなった」っていうワードが本当にいつも上位にはいっていて。
これで今悩みの中にいる人がいるのかなあって
感じていました。
スタンダードなできごとだからかな？
（旦那が死んで、50円玉二つになった人がそんなにいたら怖いわ）
△▼△▼△▼△▼△▼
私自身のことに戻りますが
保育士をやめた当時のね。
かわいかった担当の子供たちを結果的にほったらかしにしたこと。
自分の力でクラスの運営をめちゃめちゃにしちゃったこと。
(運動会やバザーの直前だったのでした）
たくさんの人に迷惑をかけるの知っていながら
逃亡したこと。
初めて書いたときこれは
相当恥ずかしかった。
これを書き終えたときに
「これ書けた、もうなんでも書けるよ」
って思っちゃいました。
が、そのあとまだまだいまだにでてきますが（笑）
ただし、書いて過去あったことや
人には言わなかったことを「在らしていく」ことで
私は書かなかったら起こさなかったような
自分の人生を変えてきたので。
慣れました。（笑）
今は怖さとともに、次はなにが変容していくのか
そしてそれを書ける日がくるのをワクワクして
今日も書いております。
「言えない」
「いいたくないこと」
「つらかった記憶の底にあるもの」
って違って当然なんだよね、
そして、その辛さを
流血したまま出すものでもないと
私は思う。
私は「書ける」ことを「書き伝えていくこと」で
人の心を動かせるということを起こしてきたなあって思っていて
うまく書こう
これか書きたくないけど
書かなくちゃって絶対思わなくってもいいと思う。
むしろ、ぐちゃぐちゃな自分があることを知ったり、
向き合ったり、向き合わなかったり（笑）
って「私には」大切なことだったと思うし、
今もずうっとやっております（笑）
でもむしろそれこそがわたしには
「生きていく力」になってる。
私はそこは信じて書いています。
自分の経験をシェアすることに
いろんな人をまき込むことに恐れもあるかもしれない。
これ怖いよね。
自分はゲスでもいいけど
ゲスの影響を受けた人の思いは
はかりしれない。
自分以外の人を巻き込む文面を避けるのも
ひとつだと思います。
でも、私の伝えたい思いのままに
文章は伝わっているといいなって
どこかで思ってはいます。
最初から大爆発するように
シャボン玉は膨らませていないなあって感じ。
「人をまきこむ」って
本当によくないことのハンディを負うだけなのかな・・・・・？
それよりも、もっと大きな愛が溢れたら
恐れを上回るスケールの愛を感じてもらえる文章が書けちゃうかもしれない。
…といいつつこれは
私も課題であり、
取り組まないかもしれません。
傷つけるのは本意じゃないものね。
でもね。これは決めたの。
ただひたすらに
心を込めて書くこと。
必要な人のもとに必要なことが
伝わることを
いつもいつもいつもいつも祈りながら
今日もポチン♪って押してみています。
いつも読んでくださっているあなたへ
一度もあったことはないけど
どこかでこのページを開いてよんでくださっているあなたへ
必要な言葉が
必要な思いが
あなたに届きますように☆彡
読んでくださって
ありがとうございます♪
ポチン♪
最善のカタチであなたのに届く
幸坂ゆうあの「読むサプリ」。
あなたの「生きるチカラ」になりますように。
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