女心は秋の空【後編】 | 大魔王はパシられる

大魔王はパシられる

ソロプレイヤーによるただのゲーム日誌です。

 

前キャラで起きたネタの最終章。

 

相方と別れたばかりの女フレから「相方になって」と言われ断ったのですが、その子はいわゆる「ツナギ女」というヤツで、寂しさから手当り次第、男に声をかけていた大変ハレンチなオナゴだったのです。

 

↓↓↓という話の続き

 

 

「相方になって」と言われた2日後、またその子から呼び出されました。

 

「ちょっと用事があるから来て欲しい」

 

そう言われた僕は、その場所へ行きました。

 

多少の気まずさもありました。

 

しかしこの時はまだ、てっきり僕のことが諦められないのかと思っていたので

 

 

 

 

「やれやれ、また告られに行ってくるか」

 

と思っていたわけです。

 

彼女から指定された場所に行くと、彼女と知らない人間男がいました。

 

 

 

「君がユアサくん?」

 

「はい、そうですけど?」

 

何やらただならぬ雰囲気です。

 

 

僕は過去にゲーム内でハメられ、女フレの相方からケンカを売られかけられた事があったので、

 

「まさかコイツもか?」

 

と、内心構えました。

 

なめられてはいけない!

 

 

「二人して何の用事かな?俺もちょっと忙しいんだよね(嘘)」

 

「ああ、ごめんごめん、君がステータスだけは強いって彼女が言うから呼んでもらったんだ」

 

 

とんでもねえ失礼な野郎です。

 

 

「うん?それで?」

 

「僕とフレンドになってくれないか?」

 

 

おかしな事になってきました。

 

 

「きみきみ、ちょっと待ちたまえ。いきなり何なのですか」

 

僕が困惑していると、人間男はフレの女を見て言いました。

 

「あれ?お前、ユアサさんにまだ伝えてなかったの?」

 

 

「あっ、ユアサごめんね。この人、最近うちのチームに入った子なんだけど、まだフレが少なくてさ。サポでいいから使わせてもらえるかな?」

 

「なんだ、そういう事か。いいよ、ステータスしか取り柄がない僕で良ければ」

 

僕は彼女に優しい所をアピール。

 

ああ、また彼女は僕に惚れてしまうかもしれないな。

 

 

 

 

「あっ、そうだ。ユアサに紹介しとくね」

 

「うん?」

 

 

 

 

「私の新しい相方だよ」

 

「ハア!?」

 

 

 

「えっ?えっ?アンタ2日前に俺に··················!」

 

 

ジィィィ👁

 

 

 

「僕は何も見てない、聞いてない、以上です」

 

「彼のコトほんっとに大好きだから応援してね❤」

 

 

 

 

 

「す、末永く幸せにね。なんかあったら彼女じゃなくて俺に相談しなよ?なっ?」

 

「ん?ああ、、ありがと」

 

 

 

「へー、すごい根性の女だね!ユアサに告白した2日後にはもう別の相手を見つけてるなんて!しかも、その人をユアサに紹介してくるなんて!笑いが止まらないよ!」

 

 

「もう女は信用出来ないね」

 

 

 

「まぁでもそんな女に引っ掛からなかったユアサは偉いよ!褒めてあげるよ!」

 

「全然嬉しくないけど一応ありがとうホイミン」