福井県の大飯原発をめぐっての裁判で、福井地裁の樋口英明裁判長は、「大飯原発の安全技術をと設備は脆弱なものと認めざるを得ない」として、差し止めを命じました。
樋口裁判長は日本は地震国であり、原発は運転できないのではないかと問いかけ、日本社会はより深い議論をすべきだとしています。
そして大きな事故になるほど混乱が生じ、思うような収束は出来ないものだと指摘しています。
つまり自然に対してはもっと謙虚にならなければならないという事ではないでしょうか。
優先すべきは、生存に係る人格権で、原発はそれより低く置かれるべきだとしています。
企業も人間も価値観を変えて、大事なものは何かを見つめましょうと言いています。
経済優先がとてもつまらないものに感じませんか・・。