娘がヘアドネーションに挑戦、とその後。 | えかきにっき

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イラストレーター・ひらたゆうこ


こんにちは。

久しぶりの更新です。

絵についてのお知らせ、書きたい事、色々あるのですが、

今日は絵のお話しを横に置いておいて・・・

 

小5の娘が夏休み前に挑戦した、ヘアドネーションについて少し書きたいと思います。

以前から、なんとなく名前を聞いた事はあったけれど、あまり詳しくを知りませんでした。

 

ある時、私が
お友達のクラムボンさん(ブログされているお名前ですクローバー)と数名で食事に行って、
おしゃべりの中に出てきた「ヘアドネーションをしたくて髪を伸ばしているの」という言葉に、心惹かれて

詳しく聞いてみた事から始まりました。

幼稚園の頃から小1まで伸ばし、一度切って、そこからずっと伸ばしていました。
ちょうど髪を切りたいと言い出した時期だったので、娘に話してみた所、

挑戦したいとのこと。

 

でも、色々と決まりがあり、

まだまだ長さも足りませんでした真顔

まだ挑戦を始める前に、シャンプーを変えたら髪質に合わなくて髪がきしむ時期があり、

気にしてくれたお友達親子が

娘にプレゼントしてくれたひとつの作品の様な綺麗な「つげの櫛」。
その櫛で、髪の毛を丁寧にとかす毎日が始まりました。

 

いい感じかな?まだまだ・・・と待ちながら、月日が経ち・・・もう31㎝を越えたかな?
今年の夏、プールが始まる前にカットに行ってみよう!!

 

クラムボンさんに紹介して頂いた美容院にお願いをして、カットをして頂きました。

ヘアドネーションするには、いくつかの束にする専用のカットの仕方があるんです。

久しぶりのカット、待っていた様で淋しいのか・・・美容院では

少し緊張ぎみの娘でしたあせる

カットして頂き・・・変身しましたほっこり

束にして頂いた髪は、自分達で手紙を書いて、活動をしている団体に送りました。

 

いくつも団体があるので、迷ったのですが

クラムボンさんに教えていただいた群馬県の「女子高校生ヘアドネーション同好会」さんに送る事を決めました。

サイト→ https://hairforchildren.wixsite.com/hairforchildren

 

10代の女の子達が、髪を必要としている子ども達へ送る活動をしている。
子ども達から、子ども達へ。。。
その部分に思い感じ、惹かれました。

 

送る時、娘が自分でお手紙を書きました。

 

今までは、髪を綺麗に伸ばすことが挑戦でした。
でも、お手紙を自分で書いた時点から、誰かへ届けたいという思いが
実際に湧いた様子です。

子どもが髪の毛を必要とするという事は、どういう事なんだろう?
想像をしたり、調べたり。
挑戦しようとした期間があったからこそ、思いを馳せることが出来たと思います。

そして、9月後半頃・・・
同好会のお姉さん方がお葉書を送ってくれました。

 


小学生一年生のお二人のウィッグの一部に、娘の髪がお役に立てるとのこと。
 

今まで、「届く」という事が想像だけだった娘の中で、
きっと何かが変わり、何かが生まれたと信じたいです。

隣で見守るだけの私でしたが、
同じ時代を生きる子ども達同士が、髪の毛を通して繋がる交流がとても嬉しく思いました。

 

娘自身が、学校やスポーツや生活面ですごく自分を変えようと走り続けた中で
挑戦できたヘアドネーション。
何かしら、その日々の思いの様なものが、
受け取ってくれたお子さん達へも届き、ほんの少しでも力となりますように。


今日は、絵のお話しなかったですが、
9月は娘の誕生日でもあり、
ヘアドネーションも出会いの連続で形となれた事から、
感謝を込めて、
このイラストを添えておきます黄色い花