マンションの需要と供給は、不自然だと思う。


大手は何故、まだ半分が空家状態のマンションを抱えながら、さらなる建設を進めるのか?


不動産に関しては、学校で習った単純な、需要と供給の関係は成立していないようだ。


どこそこの新築の一戸建は、1年過ぎてもまだ売れていないという。マンションも空き部屋が目立つ。

それでも、価格は急激に下がるわけではない。一方、職を失い、また老いゆえに住居を見つけられない

人も多いと聞く。


不動産は、住まいなのか、資産なのか。


建物の現状とそこに住まうべき人達の事情の乖離は、近未来の、不動産価格の下落を予感させる。

「孤独死」。


住宅構造の生んだ問題、と考えていいようだ。


ホテルのような(駅前の大型)マンション。


きれいでかっこいいと思う。機密性やプライバシーが保たれる。お忍びで一時を過ごす為には絶好の作りだろう。誰にもプライベートな時間を邪魔されたくない独身者、共稼ぎの夫婦。売れっ子のタレント、などに最適なのだろう。


一人暮らしの老人が住んだら、孤独死の危険が大である。


現代の、「姨捨山」となりかねない。

ヤフー不動産からの新築マンション、新築一戸建の広告の数。


東京、マンション411件、一戸建142件。

埼玉、マンション87件、一戸建157件。

神奈川、マンション170件、一戸建103件。


東京の新分譲マンションの多さが、目に付く。


どれくらい売れているんだろうか?


最近の動向は、㈱不動産経済研究所が2010年1月19日に出した

「首都圏の建売住宅市場動向」-2009年のまとめーという報告書には

「契約率は9.6ポイントアップの50.1%」なんてあった。


契約率は向上しているようだが、まだそれは半分だ。

在庫はどれくらいあるのか?しかも、これから建設も進む。


需要と供給のバランスは既に崩れてしまっているようだ。

「(投資用)マンションの投売り」、なんてことが近未来に

起きない事を願っている。