学校側との話し合いで、今後の行事等についても討議しました。
その話し合いの翌日、1年生の遠足が予定されていました。
小学校から徒歩20分程度のところにある公園へ歩いていく、という内容。
ただ、娘は学校へは1時間の徒歩通。
そこからまたプラス20分
帰りもプラス20分
そして学校からの下校1時間
これはちょっと、という学校側の判断。
確かに、病院でも言われたこと。
ちょっと学校遠くない?って。
でも私が校区決めたわけじゃないし、仕方ない。
我が家は校区の最果てにあり、近所のこどもたちは皆、まだ日が昇らないうちから登校を始めます。
我が家も、6時50分には家を出るので、そこからの1時間の道のり。
家から15分くらいのところに、同じ1年生の女の子がいて
一緒にいきたいというのでそこまでは私も朝散歩のついでで。
遠足には、教務の先生、スクールサポーターの方が追加で同伴することになり
遠足での様子を報告してくれました。
すごーーーーーーーーーーく細かく。笑
でもね、私思ってるんです。
てんかん、だからって過保護になる必要はないと。
ただ、苦労も多いし、気を揉むこともたくさんあるけれど、
子どもは子どもの世界があって、わたしたち親が介入すべき世界ではないから
できることは、今までどおりやっていいって思っています。
病院の先生からは、朝の登校は自力で。体力向上のために。
でも下校は疲労に繋がる、付加をかけないために、お迎えで、といわれて
その日の時間割の都合で、お迎えポイントをずらしたり、と微調整。
6月からの水泳。
学校側は全保護者向けに、水泳の授業を受けていいか、持病をもつ子には主治医と話すこと、必要ならば主治医からのコメント、もしくは診断書の提出があります。
病院の先生と話してみて、まぁ落ち着いているし(発作ははじめの2回いらいない)でももしも、というときに、観ているひとが居るほうが、という話があったことを記入し提出。
担任の先生が、じゃあよかったらみてくださいね、と招かれ
私はTHE見学のゆるーい気持ちでプール開きを見学。
教頭先生からも、こっちですよ~とお客様扱いだったのですが
ここからですよ、ここから。
担任『ね、よかったら一緒にはいりませんか?』
私 『えーっと、一緒にプールっていうことですか?』
担任『うん、うん!そうです』
担任の先生はとても前向きで、楽しい方です。
そして私が教育系の大学をでていることも、そういう仕事についていることも
現在そういう仕事をしていることも知っているので誘ってくれたんでしょうね。
水浴びどころの騒ぎではないくらい
一緒に授業を受けてみました。
1年生、整列から、体操から、基本的なことから、ひとつずつ、先生の補助として。
おかげでほんと楽しい夏でしたよ。
容赦しない1年生、何度沈まされたことか(笑)
プールから教室へ帰る道。
みんなでみた夏の空。
大きな、大きな雲。
給食室から漂う、おいしそうな匂い。
なんだろうね、今日のおかず~とか
一緒に沢山共有できて楽しかったなぁ。
運動会の練習は、先生方で手分けしてやってみます、と学校側だけで
最初頑張ってくれていたのですが、なかなか大規模校大変。
直ぐに呼ばれました。
娘は少し低血糖もあります。
しかも食後低血糖っぽい。
詳しい検査はしていませんが、登校した直後は顔色がよくない。
直ぐに保健室で糖分を取らせると顔色がよくなる、という感じ。
まぁ1時間もかけて、小柄で細い娘が登校するんだもの。運動量はんぱないのかも。
それで体育の授業中も顔色よくない日が多くなったので
体育の前後で糖分補給をすることを保健室の先生と連携してしていただくことになりました。
運動会本番は、私が団のテントでサポートをして乗り切りました。
先月あった持久走記録会。
練習は担任の先生がいつも伴走してくれていたようです。
幼稚園のときはいつも一番最後だった娘が、体力をつけたのか
1人、2人、3人と抜かしていく姿を見たとき、私も主人もちょっとうるっときました。
頑張ってるんだなぁって。小さな体でがんばってるんだなぁと。
大変なことは山積み。
きっとこれからもそう。
でもその大変さからひとつでもキラッとひかるものがあると頑張れそうです。