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MASK DE 50

日常で気に入った事を何でも紹介して行きます。

Perspective/Prague
MASK DE 38-Perspective

新人3ピースバンド、Prague(“プラハ”と読む)の1stアルバム。


1枚目にしてこの完成度の高さったら。



歌詞にしても、曲にしても、演奏にしても、とにかく非の打ち所が無いのだ。



その分面白みが無いのも事実だけど、そんなものはこれからどんどん作品に「遊び」を取り入れていけば良い。それくらいは余裕で出来る実力を持っているし。



名刺代わりというには完璧すぎる素晴らしいアルバム。



まぁ、個人的にはもうちょっと荒削りな方が好きだけど。





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処方箋 (集英社文庫)/清水 博子
MASK DE 38-処方箋


小田原から松山への長時間移動を利用して、長らくほったらかしにしていたこの作品をやっと読み終えました。



9年前の野間文芸新人賞受賞作にして芥川賞候補作。



「街の座標」もそうでしたが、この人の作品は面白いんだけど読み辛い。



一気に読むのはしんどいけど、一旦休むと訳分かんなくなっちゃう。複雑なんですよね。



この作品も面白かったけど、おススメは出来ないかな。



前衛的な作品が好きな方はどうぞお試しあれ。





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芥川賞は赤染晶子さんの「乙女の密告」に決まりましたね。



これまでの作品も面白かったし、今回も評判良かったんで、獲って当然という感じでしょうか。



残念なのは鹿島田真希が受賞逃した事。赤染&鹿島田のW受賞で最後まで揉めたみたいなので尚更惜しい。



そして今回の目玉シリン・ネザマフィさんはやはりダメでしたね。文藝春秋としてはどうしても獲らせたかったんでしょうけど、選考委員もそうは甘くないって事ですね。



とりあえず受賞作「乙女の密告」は月末に発売になるみたいなので楽しみに待つとしましょう。



そして直木賞は中島京子さんの「小さいおうち」が受賞。



こちらもいろんな所で絶賛されてましたし、そもそも文藝春秋から出ているんで順当な受賞ですね。



本屋大賞&吉川英治文学新人賞獲った冲方丁さんの「天地明察」は残念ながら3冠ならず。そして4期連続ノミネートの道尾秀介さんもまたまた落選。まぁ2人ともいつか獲るでしょうけど。



前回は芥川賞が受賞作無しでしたが、やっぱり受賞作が出ると盛り上がりますね。






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