夏と言えばやっぱりこの曲。
もう15年前になるんだ。全然古くならないな。
海辺とかで午後のトンでもない日差しに晒されながら聴きたい。
小栗旬の初監督作品「シュアリー・サムデイ」。
思った以上に面白かった。コメディとしても青春映画としてもなかなかのモノ。
中でも特筆すべきは2つ。
まずは武藤将吾の脚本。さすがフジテレビのエースだけあって良く出来ている。小栗旬のアイデアをまとめ上げたオリジナル脚本だけど、そんなに破綻したところも無い。フジテレビ専属という縛りはあるけど、もっと映画の脚本書いて欲しい。
もう1つは菅野よう子の音楽。小栗監督たっての希望のようだけど、彼女の起用は大ファインプレー。特にオープニングで流れるthe telephones石毛の唄う「Guilty」がメチャクチャ格好良い。
他にも吉田鋼太郎の怪演や小西真奈美の可愛すぎるソープ嬢など見所もたくさん。
気軽に観られる作品なので、来週の映画サービスデーにでもぜひ観て欲しい。
今年後半立て続けに公開になる時代劇モノ。そのトップバッターと言うべき作品が平山秀幸監督の「必死剣鳥刺し」。
「やじきた道中 てれすこ」がコメディタッチだったので、今作が平山監督初の本格時代劇になります。
藤沢周平作品はもうネタ切れかなと思いきや、まだまだ素晴らしい作品がありますね。
豊川悦司はさすがの貫禄で素晴らしかったけど、それ以上に池脇千鶴の好演が光っていました。久々の主演級の役でしたが、やっぱり上手い。もっともっとスクリーンで観たい女優さんです。
タイトルが「烏賊刺し」やら「串刺し」やらとバカにされて、若干損している気もしますが、内容は見応え十分。
中高年を中心に動員も好調みたいなので、今年を代表する1本になるでしょう。