今回は日本文学(大きく出てみました)篇。
たくさん紹介したい作品があるので、男女作家別にしました。
【男性作家】
第1位 樋口毅宏『民宿雪国』(祥伝社)
第2位 中森明夫『アナーキー・イン・ザ・JP』(新潮社)
第3位 町田康『人間小唄』(講談社)
第4位 阿部和重『ピストルズ』(講談社)
第5位 星野智幸『俺俺』(新潮社)
第6位 小谷野敦『母子寮前』(文藝春秋)
第7位 松尾スズキ『老人賭博』(文藝春秋)
第8位 中村文則『悪と仮面のルール』(講談社)
第9位 福永信『星座から見た地球』(新潮社)
第10位 藤沢周『波羅蜜』(毎日新聞社)
次点 青山真治『帰り道が消えた』(講談社)
【女性作家】
第1位 柴崎友香『寝ても覚めても』(河出書房新社)
第2位 絲山秋子『妻の超然』(新潮社)
第3位 赤染晶子『乙女の密告』(新潮社)
第4位 綿矢りさ『勝手にふるえてろ』(文藝春秋)
第5位 朝吹真理子『流跡』(新潮社)
第6位 椰月美智子『恋愛小説』(講談社)
第7位 栗田有起『コトリトマラズ』(集英社)
第8位 村田沙耶香『星が吸う水』(講談社)
第9位 島本理生『アンダスタンド・メイビー』(中央公論新社)
第10位 木内昇『漂砂のうたう』(集英社)
次点 木村紅美『見知らぬ人へ、おめでとう』(講談社)
以上、次点含めて全22作品。案の定これじゃ全然足りないな。
特に樋口毅宏は前作「日本のセックス」も傑作なので本当ならワンツーフィニッシュでも良かったくらいなんですが、少しでもたくさんの作家を紹介したかったので、一人一冊に絞りました。
他にも円城塔、青山七恵、田中慎弥、朝比奈あすか、長島有、生田紗代なんかも素晴らしい作品があったんですが…今回はどちらかというと長編の力作が上位に来ていますね。
男女共に上位3作品くらいまでは読書好きならぜひ読んで欲しいな。