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MASK DE 50

日常で気に入った事を何でも紹介して行きます。

今回は日本文学(大きく出てみました)篇。



たくさん紹介したい作品があるので、男女作家別にしました。



【男性作家】


第1位 樋口毅宏『民宿雪国』(祥伝社)



MASK DE 39-民宿雪国



第2位 中森明夫『アナーキー・イン・ザ・JP』(新潮社)



MASK DE 39-アナーキー・イン・ザ・JP



第3位 町田康『人間小唄』(講談社)



MASK DE 39-人間小唄



第4位 阿部和重『ピストルズ』(講談社)



MASK DE 39-ピストルズ



第5位 星野智幸『俺俺』(新潮社)



MASK DE 39-俺俺



第6位 小谷野敦『母子寮前』(文藝春秋)



MASK DE 39-母子寮前



第7位 松尾スズキ『老人賭博』(文藝春秋)



MASK DE 39-老人賭博



第8位 中村文則『悪と仮面のルール』(講談社)



MASK DE 39-悪と仮面のルール



第9位 福永信『星座から見た地球』(新潮社)



MASK DE 39-星座から見た地球



第10位 藤沢周『波羅蜜』(毎日新聞社)



MASK DE 39-波羅蜜



次点 青山真治『帰り道が消えた』(講談社)



MASK DE 39-帰り道が消えた




【女性作家】



第1位 柴崎友香『寝ても覚めても』(河出書房新社)



MASK DE 39-寝ても覚めても



第2位 絲山秋子『妻の超然』(新潮社)



MASK DE 39-妻の超然



第3位 赤染晶子『乙女の密告』(新潮社)



MASK DE 39-乙女の密告



第4位 綿矢りさ『勝手にふるえてろ』(文藝春秋)



MASK DE 39-勝手にふるえてろ



第5位 朝吹真理子『流跡』(新潮社)



MASK DE 39-流跡



第6位 椰月美智子『恋愛小説』(講談社)



MASK DE 39-恋愛小説



第7位 栗田有起『コトリトマラズ』(集英社)



MASK DE 39-コトリトマラズ



第8位 村田沙耶香『星が吸う水』(講談社)



MASK DE 39-星が吸う水



第9位 島本理生『アンダスタンド・メイビー』(中央公論新社)



MASK DE 39-アンダースタンド・メイビー



第10位 木内昇『漂砂のうたう』(集英社)



MASK DE 39-漂砂のうたう



次点 木村紅美『見知らぬ人へ、おめでとう』(講談社)



MASK DE 39-見知らぬ人へ、おめでとう




以上、次点含めて全22作品。案の定これじゃ全然足りないな。



特に樋口毅宏は前作「日本のセックス」も傑作なので本当ならワンツーフィニッシュでも良かったくらいなんですが、少しでもたくさんの作家を紹介したかったので、一人一冊に絞りました。



他にも円城塔、青山七恵、田中慎弥、朝比奈あすか、長島有、生田紗代なんかも素晴らしい作品があったんですが…今回はどちらかというと長編の力作が上位に来ていますね。



男女共に上位3作品くらいまでは読書好きならぜひ読んで欲しいな。






ペタしてね

久々のブログ更新。前回の記事から5ヶ月ぶりです。




これからしばらくジャンル別に2011年を振り返ってみようかと。遅いな。




今日は日本映画篇。




昨年観た作品は全部で56本。近年稀に見るレベルの高さで10本選ぶのに悩みましたが…ようやく決めました。






第1位『告白』






MASK DE 39-告白






冒頭の「命の授業」での松たか子はホントに素晴らしかった。個人的に主演女優賞は寺島でも深津でもなく彼女だと思う。アカデミー賞外国語映画賞へのノミネートは逃したけど、2010年のナンバーワンは間違い無くこの作品でした。






第2位『海炭市叙景』






MASK DE 39-海炭市叙景






昨年末最後に観た作品だったけど、少し暗めの映像が良かった。こういうタイプの作品は大好きですね。熊切監督の最高傑作になったんじゃないでしょうか。






第3位『悪人』






MASK DE 39-悪人






原作と実際の映画は別物だとは分かっていても、あのラストは納得行かない。そこまでが完璧だっただけに凄く残念でした。






第4位『十三人の刺客』






MASK DE 39-十三人の刺客






昨年後半たくさん公開になった時代劇でもぶっちぎりに面白かった。中でも秀逸だったのが稲垣吾郎。あの悪役っぷりは鳥肌モノでしたね。






第5位『ゴールデンスランバー』






MASK DE 39-ゴールデンスランバー






これぞ最上級のエンタメ作品。公開当初はこれがナンバーワンで決まりだと思ったくらい。伊坂~中村ラインは外れ無し。






第6位『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』






MASK DE 39-ケンタとジュンとカヨちゃんの国






この作品はラストシーンのカヨちゃん(安藤サクラ)のアップに尽きる。キネ旬助演女優賞もナットク。大森監督の次回作は『まほろ駅前多田便利軒』で4月公開。こちらも楽しみ。






第7位『武士の家計簿』






MASK DE 39-武士の家計簿






森田監督久々の“当たり”作品。『十三人の刺客』とは真逆の血が出ない時代劇でしたけど、これはこれで見応え十分でした。






第8位『川の底からこんにちは』






MASK DE 39-川の底からこんにちは






石井裕也監督のデビュー作で、作品自体の評判も良かった上に嫁(満島ひかり)までゲット。最高のスタートを切りましたね。






第9位『ヒーローショー』






MASK DE 39-ヒーローショー






救いようが無く、痛々しい展開ばかりで観ていて物凄くシンドかった作品。こんな作品を撮った井筒監督も、撮らせた吉本興業もスゴイ。






第10位『春との旅』






MASK DE 39-春との旅






仲代達矢の貫禄十分の演技はもちろんスバらしかったですが、それ以上に“春”役の徳永エリの健闘が光った。昨年大活躍だった柄本明がこの作品でも良い味出してましたね。






次点『ばかもの』






MASK DE 39-ばかもの






内田有紀が素晴らしかったので、ぜひともベストテンに選びたかったんですが…それだけ今年はハイレベルだったという事ですね。






他にも『スイートリトルライズ』『BOX 袴田事件 命とは』『SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』『さんかく』『トイレット』『死刑台のエレベーター』『京都太秦物語』『ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う』『酔いがさめたら、うちに帰ろう』といった作品もベストテンに選んだ作品と何ら遜色も無いくらい良かった。






それと忘れてはいけないのが『ライヴテープ』と『玄牝-げんぴん-』というドキュメンタリー2作。昨年はストーリーものが充実していたので、敢えて選びませんでした。






唯一の心残りが『ヘヴンズ ストーリー』がまだ観られていない事。早く松山でも公開するか、DVD発売して下さい。






もうキリが無いのでこれくらいにしておきます。今年もたくさんの素晴らしい作品にめぐり合えますように。
















ペタしてね



今週末でHMV渋谷がいよいよ閉店。



いろいろとイベントが開催されているみたいですね。行けないけど。



僕が良く行っていた頃はまだONE-OH-NINEの中にあったんだよなぁ。



タワーレコードやレコファンと共にハシゴして回ったモンです。


こういう大型店が無くなるというのは淋しいというよりも心配。



僕自身も最近ネットで買うケースが多いけど、やっぱり実際に店に行ってジャケ買いしたりするのが楽しいんですよね。




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