「ねぇねぇ…何で北に行くの?
あっもしかしてあれでしょ。北を目指して三千里っていうやつ?
(注)母をたずねて三千里です。
 
 
くぁー感動だねぇー!」
 
「………。」
 
あれから散々だ。無視しても無視しても
ついてくるコイツ。
 
 
どうして助けてしまったんだろう。
あの時迷わずに殺っちゃえばよかった。
後悔先に立たずだ。
 
はぁ…と今日は何回ため息をしたことか。
 
「ねぇ「しつこい。大体ついてきていいなんて一度もいってない。あなたが役にたてること一つもないのよ。はっきりいったら邪魔。」
 
「…じゃ…邪魔わしなぃy「存在自体邪魔なのよ。」
 
もうこれで救いようがないだろう。
早くあきらめてくれ。 
と願う赤頭巾。
 
 
だか会ってよーくわかったはず。コイツは相当ウザくてしつこいやつだと。
 
「そんなぁー。俺だって役にたてるよー。炊事、洗濯、あっ護衛だってできる!」
 
(一発で死にそう。護衛どころか盾にもならないでしょ。)
 
「…いらない。」
 
 
「えー!?なんでよー!?
 
あっなら道案内するよ!?俺こうみえて地図だけは頭ん中にインプットされてんの。
ね?どぉ?」
 
 
地図…、ふと足をとめる。
地図は必要っちゃぁ必要ね。
 
 
「…地図ね。次の街で買おうかしら。」
 
「俺は!?俺の存在スルーなの!?」
 
 
そのあとも結局付いて来るのだが周りの気配を消し無視して北に向かう赤頭巾。
 
めげずに赤頭巾に話しかけるこの男。
 
何だかんだで2人の旅が始まるらしいです。
 
「で!まぁ俺も意外に出来るんだってわかっちゃってー
英雄になれると思ったわけよ!
 
ど?すごくなぃ!?」
 
 
「……………。」
 
続く☆
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「………。」
 
 
北に向かって森に入ってすぐだった。
黒いマントをかぶった赤頭巾は面倒くさいことに巻き込まれるのだった。
 
そう、
赤頭巾の目の前には行き倒れか、もしくは死体か…わからないが倒れている人をみつけてしまった。
 
(……どうしたらいいかしら。1に見捨てるか、2に見なかったことにするか…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
……………………2ね。)
 
 
目の前の現状を無視、消去し立ち去ることにした赤頭巾。
横を素通りして行こうとした時だ。
 
「ちょっ…それない。た……けて。
 
 
 
はら…へっ……た。」
 
ガシッと足を掴まれてしまった。
しかも、また気絶したのに関わらず、手が離れてくれない。
 
「…なにこのありきたりなパターン。
全然笑えないんだけど。」
 
そして掴むこの手。
…この手斬ってもいいのかしら…
いや、いっそのこと、殺していこうか。
 
 
 
「…………………はぁ。
 
 
やっと居場所を掴んだのにこんな所で道草食うなんて…
 
 
 
 
 
………やっぱコイツ、殺った方がいい?」
 
 
と言ったところで起きやしないもの。
周りを見ても誰の気配も感じない森だ。
 
 
そもそもこんな怪しげな森に捨て身で来るバカがどこにいるのか。注))ここに1人います。
 
もう一度、大きなため息をついた。
そして赤頭巾はしゃがみこみ、バックの中から幼い手で作ったおにぎりを一つとり彼の口に入れてあげた。
 
 
「…起きて。」
 
「ん………んん!?こ……米dっ「口を閉じて食べなさい。汚いわ。」…υ」
 
目が覚めた彼は赤頭巾の威圧感に恐怖を感じ、正座をして大人しくおにぎりを食べた。久しぶりに食べたからなのか涙ぐんでいるようにも見えた。
 
ゴクンっと喉にとうしたのがわかった直後ガバッと抱きつかれてしまった。
いきなりの事で目を見開く赤頭巾。
 
「あっ…ありがとー!!!まじ助かった!!
 
感謝!!!君恩人!師匠だわ!!」
 
バシバシと背中を叩くこの男。
 
(師匠関係ないし。……だれかに似ている気が………
 
 
 
あぁひかりだ。
…そしたらこの後は厄介事になるのは決定だな。
 
助けたんだし早いとこもぉ行こうかな。)
 
 
「…そぉ。よかった。
 
じゃぁ私急いでるからこれで。…あっちに行けば街があるわ。お元気で。無闇に森に入らないことね。」
 
スッと立って早くも先に進もうとする。
 
…が、またしてもこの男はうざかった。
 
 
「まっまって!!せっかく助けてもらったんだし、お…恩返し…したいなぁ。
 
君わどこにいくの?」
 
「………………北。
 
あの…まさかだと思うけど「俺も行くよ!!
 
恩返しする!!」
 
違うでしょ。ここでさようならをすることが私にとっての恩返しよ。
来たらかえって邪魔なんですけど。
 
が彼はキラキラした目でこっちを見る。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「………………。」
 
(サイアク。)
 
赤頭巾は永遠の眠りについたひかりを
ぼぉとただ眺めていた。
 
「これも定めだ。」
 
後ろから落ち着いた声が響いた。
 
「…その口振りからして…あなたは全部わかっていたのね。魔女さん。」
 
優しい手つきでひかりの頭を撫でた赤頭巾。
 
「……あぁ。私じゃぁどぉすることも出来なかったが。」
 
「これも運命ってことなのでしょぅ?
 
で?そのためだけに外に出て来たわけでわないでしょ?」
 
首だけ曲げて後ろの魔女を見る。
 
「さすが、赤頭巾。感が鋭いな。
 
 
アイツが見つかった。…気配だけだが。
 
 
 
北だ。北に行け。ヤツは狼が住んでいる冷酷の島に向かっていると考えられる。
ただ、真っ直ぐにそこにいっているわけじゃない。見つけた村を荒らしている様子が見える。荒らされたと思われる村を辿っていけば、必ず会えるさ。」
 
「やっと…かしら。それに狼が住んでる島ね。好都合だわ。絶滅させるのにふさわしい場所じゃない。」
 
そっとひかりを寝かせ、立ち上がる。
 
 
「魔女さん、ありがとう。ひかりのこと、お願いね。荷物は前から用意してたし、すぐに北に向かうわ。」
 
「だろうと思った。こいつの事は任せな。
 
赤頭巾、生きてここに戻っておいで。
いつまでも、まっているぞ。」
 
「そうね。…気が向いたら、ね。
 
 
じゃあね。魔女さん。」
 
 
ここから赤頭巾の物語、再び始まる。
 
 
 
すみません。更新率低いっす↓
 
作者のゆあも今何を書いてるのかわかっていない状況です(笑)
 
でもしっかりendまで頑張りますので
 
気晴らしに読みにきてくださぃ☆