日時:2006年11月3~4日
福島県の南会津地方の佐倉山と大嵐山を登ります
(佐倉山)
コース:登山口⇔天狗岩⇔アンテナ⇔佐倉山
(福島県)
北側から眺める、909mP(左)とアンテナP(中)と佐倉山(右)です。南会津の旧:舘岩村には塩ノ原地区と八総地区に佐倉山という同じ名前の山があるので、
塩ノ原佐倉山と八総佐倉山と区別して呼ばれています。今回は「舘岩のマッターホルン」と云われている八総佐倉山(やそうさくらやま)を登ります
塩ノ原佐倉山と八総佐倉山と区別して呼ばれています。今回は「舘岩のマッターホルン」と云われている八総佐倉山(やそうさくらやま)を登ります
北側から眺めた佐倉山(八総佐倉山)は鋭角な双耳峰です。佐倉山は、標高は高くないですが急峻な岩場、険峻な岩稜があり、また天狗岩や屏風岩の奇岩も有るので以前から気になっていた山でした
国道352号線側に有る東登山口です。舘岩村が設置した佐倉山の概念図が書かれた案内板も有ります
東登山口の案内板の脇の踏み跡 を入り、雑木林の中の九十九折を登っていくと屏風岩が見えて来ました
屏風岩です。左側が捲道で右側が岩尾根です。右側の岩尾根を進みます
右(北)側が崖の露岩が続く岩の尾根道です
切り立った屏風岩の際を進むと、天狗岩付近に出ます
天狗岩です。「天狗」の鼻が上を向いていると云われていますが、なぜか「大きな人差し指」にも見えてしまうのは私だけでしょうか
天狗岩から続く岩稜を進み、短い急登を登り切ると、アンテナPです
アンテナPから眺める、北東(太平山、七ヶ岳方面)側です
アンテナPを下ります。 少し下った鞍部に、北登山口への分岐が有ります(北登山口への道標は無く、踏跡は薄いです)
鞍部から佐倉山へはトラロープの連続するの露岩帯の急登です
途中、佐倉山方面を示す道標は何箇所か有りました
トラロープが有りますが、かなり年代物なので全体重はかけられません
急斜面をトラバース気味に登ります
山頂直下の岩稜の登りです
八総佐倉山(1073m)山頂から眺める、北西(真名板倉山)~北(黒岩山)方面です。展望を楽しんだ後は往路を戻ります
往路を下りますが、登りより気を使います
(大嵐山)
コース:滝沢登山口→大嵐山→分岐→湯ノ倉山→山の神分岐→滝沢登山口
(福島県)
湯ノ花温泉付近(北東側)の車道から眺める、大嵐山(左)と湯ノ倉山(右)です
滝沢登山口(湯ノ花温泉登山口)です。湯ノ花温泉の共同浴場「弘法湯」付近より林道「滝沢線」 を進むと、林道終点が大嵐山の登山口 となっています
登山口から沢沿いの登山道を進むと、程なくして「山ノ神入口」と呼ばれる大嵐山と湯ノ倉山の分岐地点に着 きます。先ずは左側の大嵐山へのコースを進みます(下山時撮影)
滝沢に沿って登って行き、沢の源頭部 辺りで沢を離れ右手斜面を登りると尾根道になります。途中に湯 ノ倉山への分岐が有りました
尾根に出ると左側が開けて、東北東(二岐山、那須連峰方面)側が見えて来ました
途中、尾根稜線には露岩の小ピークがあり、所々切れ落ちているところも有りました
大嵐山(1636m)山頂です。大嵐山は展望が良く二等三角点が設置されています。小広い山頂で展望を楽しみながら休憩をしました
大嵐山から眺める、東北東(二岐山、那須連峰方面)側です
大嵐山から眺める、東(土倉山、荒海山方面)側です
大嵐山から眺める、北(真名板倉山、飯豊連峰方面)側です
大嵐山から眺める、北東(八総佐倉山、七ヶ岳方面)側です
山頂で展望を楽しんだ後は、大嵐山から湯ノ倉山への分岐まで往路を戻ります
湯ノ倉山への分岐です。湯ノ倉山へは左側の尾根にトラバースするように下って行きます
湯ノ倉山へは樹林帯のなだらかな下り道ですが、尾根鞍部を過ぎると、湯ノ倉山への急登となります
湯ノ倉山(1343m)山頂から振り返り見る大嵐山です
湯ノ倉山から北側の踏み跡をたどり「山の神入口」を経由して滝沢登山口に戻ります
山ノ神入口(分岐)祠のある往路の分岐に出ました。この後、沢沿いの往路を歩き滝沢登山口へ戻りました