日時:2008年1月26日

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              (福島県)
日隠山
コース:登山口→桜窪→参詣清水→ロマンン広場→日隠山→望洋台→登山口

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 坂下ダム側の駐車場脇に鳥居と日隠山登山案合板が有りました。その鳥居を潜り100m位進むと日隠山への登山ポストが有りました。当日登る日隠山は、大熊町の西側に有る山で修験場にもなっていた歴史の有る山です

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 駐車場脇の日隠山登山案合板です。日隠山一帯は駐車場、トイレのほか登山道、案内板などが新しく再整備されていました。当日、山頂へは急坂の天狗岩経由で周遊します

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 「啼き啼き坂」です。馬も悲鳴をあげたという「啼き啼き坂」は急坂が続きます。登山口から、暫くは杉の植林帯の中を登って来ました

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 登山道は、昔は馬や牛が歩いていた物流の道なのでしょうか、整備されて歩き易いです

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 「坂の上の道」です。この付近からなだらかな尾根になりました。また説明板によると「坂の上の道」は旧会津街道として、昔は「鉄の径、塩の径」として三春~大熊間を人々が往来していたようです

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 「三嶺山と大倉山」の案内板が有りましたが、樹木が有り三嶺山と大倉山が良く見えませんでした
     
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 「三嶺山と大倉山」の案内板から暫く歩くと、展望が開けた箇所が有り大倉山方面が見えました

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 「桜窪」です。ここにはかつて山桜が一面に咲いていたそうで、また板付観音の一ノ鳥居が有った所のようです

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 「参詣清水」です。 説明板には「参詣清水」とは板付観音にお参りにくる人々が 使用したことに由来すると書かれていました。また、この「参詣清水」は山頂を周遊できる分岐です。今回は「ロマンの広場」~天狗岩(左側)のコースをとり、 帰りは右側の望洋台コースを下って来ます

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 板付観音です。説明板によると「板付観音はその昔、坂上田村麻呂の馬がここで谷底に落ち 死んでからというもの馬を引いてここを通ると谷底から悲しげな泣き声がし馬が谷底に転げ落ち 死んでしまうことが続いたので供養の為に観世音を祀った」そうです

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登山道には、概略図と現在地が分かる新しい道標が要所に有りました

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 ロマンの広場です。小高い丘の「ロマンの広場」は南東側の展望の良い休憩所で東屋も建っています。大きな鳥観図も有りました

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概略図と現在地が分かる新しい道標が要所に有ります

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 天狗の「じじ石・ばば石」です。コース中の全ての名所には説明板が有りますので興味が尽きないです

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急坂には階段が整備されていました

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日隠山のクヌギです

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山頂手前の天狗岩です

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天狗岩への急斜面にはロープが有りました

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天狗岩から山頂へは土塁の道を歩きます

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 整備された日隠山(602m)山頂です。一等三角点の山頂からは福島第一原発と大滝根山や鎌倉岳などの阿武隈山地の名山が見えます

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望洋台への道も土塁の上を歩きます

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 望洋台は東側の展望が良い所で、大熊町と福島第一原子力発電所が目の前に見えます。望洋台でランチタイムと展望を楽しんだ後は、「参詣清水」へ下り往路を戻りました

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下山途中に確認した、登山道と並行していた新しく(工事中?)出来ていた林道です

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坂下ダム側の駐車場脇に日隠山登山へ戻って来ました。この後大倉山へ移動します


大倉山
コース:森林公園→大倉山→森林公園

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 森林公園への道で眺める大倉山です。当日二つ目に登る大倉山は富士山に似た山で、富岡町の最高峰で町のシンボル的な存在の山です

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 大倉山森林公園の駐車場です。遊歩道入口には案内図が有りました。当日は大倉山へは森林公園から短時間で登ります

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大倉山森林公園の駐車場付近です。トイレなども整備されています

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 大倉山登山道入口の案内板と大倉山の説明板です。「大倉山」富士山によく似た美しい山容は、昔から三把山と呼ばれた。万民の信仰の対象とてあがめられた。山頂には古事記や日本書紀などの神話に見られる浅間神社(木花咲耶姫命)が祀られている。この道は昔から「塩の道」と呼ばれた山間内陸部への・・大切な道であり・・と書かれています

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 大倉山森林公園の案内図です。当日は最短コースの「がんばる小径」で頂上まで行き、帰りは、「つづらおりの小径」と「あせびの小径」で戻ることにしました

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「がんばる小径」コースを登りますが急坂です

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「がんばる小径」の急坂を登ると程なくして山頂が見えて来ました

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 大倉山(593m)山頂です。山頂には無線塔と富士山と同じ浅間神社が祀られていました。北東側にに大熊町と第二原発などが見えます

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山頂からは、「つづらおりの小径」を経て「あせびの小径」で戻ることにしました

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山頂一帯の登山道は整備された遊歩道です

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「あせびの小径」途中に有った東屋です

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「あせびの小径」を周遊して駐車場登山口へ戻って来ました


※原発災害による立入規制範囲と日隠山・大倉山の概略位置関係です
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避難指示区域の概念図2017.9(環境省・福島県HP)