日時:2015年12月12日
コース:筑波山神社→弁慶七戻り→女体山→ガマ石→男体山→筑波山神社
(茨木県)
東側から筑波山を眺めると、双耳峰なのに端正な山(正面が男体山で右肩が女体山です)に見えます
市営第三駐車場から眺める双耳峰の筑波山(左が男体山で右が女体山)です。なお市営駐車場の料金はすべて500円に統一されていました
筑波山神社で本日の安全登山を祈願し、境内の「師走の大祓」を三度潜りました。
なお神社周辺にも筑波山のコースの案内が有りました
「是より女体山」の石碑です。神社をお参りしたら、向かって右側に行くと白雲橋コースです
白雲橋コースの登山口です。 今回は白雲橋コースから登り、女体山に登頂し御幸ヶ原を経由して男体山に登頂後、御幸ヶ原コースを下り周回します
酒迎場の分岐です。 左は白雲橋コース、右はつつじヶ丘コースです。白雲橋コースは山道で木の根っこと岩の道です
歩いて程なくして「白蛇弁天」です。※白い蛇が住んでいるといわれ、この白蛇を見ると財をなすといわれています
「弁慶茶屋跡」「弁慶七戻り」まで展望の無い石段の道が有りました
「弁慶茶屋跡」付近で仰ぎ見る筑波山の最高峰の女体山です。「弁慶茶屋跡」にはベンチもあり休憩するには良いところです
「弁慶七戻り岩」です。※頭上の岩が今にも落ちそうで、あの弁慶が怖くて七回も戻ったといわれている大石です。また聖と俗を分ける門だとも云われています・岩の説明は筑波山観光HPより引用
私は1回で「弁慶七戻り岩」を通りました?。この辺りから女体山までのコースに筑波山の見所である大きな岩や奇岩が有ります
「高天原」の岩の割れ目の参道を通ります。※高天原とは「神様の世界」のこと。天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀る稲村神社があります
「母の胎内岩」を潜りました。※岩を抜けることで、生まれた姿に立ち返ることを意味しているといわれています
「陰陽石」です。※陰と陽、相反する二つの巨大な岩が寄り添うようにそびえ立っています
展望の有る「国割岩」です。※太古の昔、集まった神々がこの石の上に線を引き、それぞれの行くべき地方を割りふったといわれています
「出舟入船」です。※石の姿がまるで出てゆく船と入ってくる船が並んでいるように見えることから、船玉神を祀っています
「裏面大黒」です。※大黒様が大きな袋を背負っている姿を後ろから見ているように見える岩です
尾根道歩きで、正面に女体山が近くに見えて来ました
本日三つ目の岩の潜りは「北斗岩」です。※天空に輝く北斗星のように、決して動かないことを意味しているといわれ、空に向かってそびえ立っています
「屏風岩」です。※まるで屏風のように見えることから名付けられました。素箋鳴尊(すさのおのみこと)を祀っています
そっくりな「大仏岩」です。※大仏のように見えるこの巨岩は、高さなんと15m。女体山頂近くにそびえ立っています
筑波山の最高峰の女体山(877m)山頂です。最高点の岩は狭く、断崖絶壁になっているので長居できません
女体山の断崖絶壁の岩の上から眺める男体山です
筑波山と云えばこれ「ガマ石」です。※その昔、永井兵助が「ガマの油売り口上」を考え出した場所といわれています
「セキレイ石」です。※この石の上に鶺鴒(せきれい)という鳥が止まり、男女の道を教えたという言い伝えがあります
御幸ヶ原から望む男体山です。御幸ヶ原は、女体山と男体山の中間地点に有る観光地のようなところで売店、トイレも有り、殆どの方が休憩しています。またケーブルカーの筑波山頂駅で観光客で賑わっています
男体山への登りです。御幸ヶ原からは距離は短いですが急坂で岩の道も有ります
男体山(871m)山頂にも神社が有ります
男体山から振り返り見る、女体山です
男体山から東京、富士山方面を眺めますが。当日は霞がかかって良く見えませんでした。この後、御幸ヶ原に戻り、再び休憩を取り、御幸ヶ原コースから下山しました
御幸ヶ原コースから筑波山神社へ下ります。途中、「男女川」の説明板が有りました。男体山と女体山の間を流れていく男女川(みなのがわ)の源流です
御幸ヶ原コースは神社へ下る最短コースで、途中、ケーブルカーの線路の脇を歩くと、タイミング良くケーブルカーが通って行きました。なかなかケーブルカーは見れないらしいです。ラッキー
御幸ヶ原コース入口(筑波山神社萬葉公園)へ下って来ました。入口脇には「是より男体山」の石碑も有りました。この後、筑波山神社にお礼参りをし、お土産店など観ながら駐車場へ戻りました