日時:2015年6月10日
コース:鉛温泉登山口⇔ゲレンデトップ⇔旧雨量観測所⇔分岐⇔駒頭山
(岩手県)
鉛温泉スキー場駐車場です。駒頭山は賢治の「なめとこ山の熊」のモチーフ創作の動機になった山と言われています。高さはそんなにない山(940m)ですが鉛温泉スキー場側から登るとかなりの距離があるようです
鉛スキー場のゲレンデの中を歩き第3リフト上部へ行きます。なおスキー場には駒頭山登山道の案内は全くありませんでした
ゲレンデ歩きで振り返り見る、鉛スキー場です
第3リフト上部に有るスキー場案内図の脇が、駒頭山への登山口です。登山口の表示は無くピンクテープのみで分かり難くいです
山道に入ってすぐに、林の中に「駒頭山ハイキング入山」の案内が有りました。しかも下山時に良く見える側へ貼って有りました。これは下山者の為?でしょうか。この先、旧雨量観測所までは、よく整備された登山道が続きます
「駒頭山主峰ハイキングコース」の案内板ですが、ハイキングコースと言えない山道が続きます
「なめとこ山の熊」の童話を感じさせるブナ林です
ロボット雨量観測所の道標です
登山道から離れた所に有る旧雨量観測所です。この旧雨量観測小屋から先は背丈を超える笹藪で、登山道は不明瞭になる箇所が断続的に続きましした
「なめとこ山の熊」が棲みそうなブナ林です。また登山道には熊のフンが沢山落ちていました。相変わらず登山道は踏み跡程度で笹薮が覆いかぶっています。登山者が少ないので刈り払いをしないのでしょうが、このままだと廃道になるのではと思ってしまいました
寒沢川コース(廃道)分岐付近に残雪が有ったのでその上を歩きます
寒沢川コース(廃道)分岐道標です。ここで山頂へは北に鋭角に曲がります。寒沢川コース側を覗いてみると完全に藪化し廃道になっていました
駒頭山への急斜面の登りです。駒頭山一帯は展望の無い林の中の歩きが多く、しかも笹薮が覆い茂っているので、残雪期か秋の紅葉時期が良いかも知れません
展望の無い駒頭山(940m)山頂です。この先の出羽沢コースを覗いてみましたが、かなり荒れて藪道になっています。歩いて来た往路の籔の比では有りません。ガイドブックに載っている松倉山方面の963mPからの展望も期待できませんので、山頂で休憩をした後は長~い往路を戻りました。なお、当日は誰とも会わない山行でした。
下山後にトチナイソウを観に早池峰へ移動します
コース:河原ノ坊⇔小田越⇔剣ヶ峰分岐
河原ノ坊登山口です。小田越まで車道を歩きますが、路肩に咲く花を観ながら歩けます
ノビネチドリです
小田越コース登山口です
小田越コース一合目から眺める
ミヤマシオガマです
早咲きのナンブトラノオとミヤマオダマキです
初夏の花咲くお花畑です
当年(2015)のヒメコザクラは5月中旬に咲き始めたようです
カトウハコベです
早咲きのハヤチネウスユキソウです
イワウメです
本州では早池峰のみに咲いているトチナイソウです。当日のお目当てのトチナイソウを観た後は剣ヶ峰分岐まで行って戻って来ました
二年前の盗掘から監視が厳しくなったトチナイソウです