日時:2015年5月5日

コース:ゆだ高原駅→越中畑番所跡→牛泊まり→ふきどり地蔵→水芭蕉群生地
    →白木峠→五輪の塔→小松川番所跡→小松川駅

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                    (秋田県・岩手県)

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 JR小松川駅です。下山口の小松川駅付近(国道107号脇の広い駐車場)に車を置き、JRでゆだ高原駅に移動します

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 JRゆだ高原駅です。今回は秋田藩と南部藩の藩境を越える白木嶺道(越中畑御番所跡から小松川御番所跡)をゆだ高原駅から歩いてみます

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 ゆだ高原駅から白木峠登山口までは車道を歩きますが、途中の要所には「白木峠ハイキングコース→」の案内表示がありました。※白木嶺道(しろきれいどう)は別名、秀衡街道・平和(ひらわ)街道ともいわれています

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途中の白木嶺道(岩手側)の街道脇に有る、越中畑・沢口神社の大杉です

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 南部藩のくに境です。越中畑番所跡の説明と「歴史の道・白木峠・案内図」が有りました

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舗装道路終点が白木峠・白木嶺道(岩手側)登山口です

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 歩き始めて程なくして掘割道になりました。街道の風情が残っている掘割された道は、日当たりが悪いので雪が残っていました

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古の白木嶺道(岩手側)沿いには、北限のユキツバキが咲き続いています

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 「牛泊まり」です。※昔は牛の背に荷物をのせて運んでいました。ここは、その牛の隊商が休んだ休憩所だったといわれています。また一説には、ここで荷物の受け渡しがおこなわれたともいわれています

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新緑が綺麗な白木嶺道(岩手側)です

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白木嶺道(岩手側)歩きで振り返り見ると、南東側に三森山が見えます

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 ふきどり(吹雪で遭難)地蔵尊です。※吹雪で遭難死した子連れの旅人を供養するためのお地蔵様だという

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水芭蕉群生地のミズバショウがまだ咲き残っていました。正面は白木峠方面です
           
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白木嶺道(岩手側)沿いに有る杉の大木です

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 白木嶺道(岩手側)は一旦廃林道と出会いますが、白木峠への小さい表示板に従い山道を進みます。山頂手前の山道(木の階段など)を登ると白木峠の山頂です

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 白木嶺(白木峠)602m山頂です。※前9年の役には安部貞任を追って源義家が越えてとされていますが、旧道は山頂直下を通っていたと云われています

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 白木嶺(白木峠)602m山頂から眺める南東側に、焼石連峰~三森山です。山頂で休憩をした後は白木嶺道の秋田側を下ります

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山頂から、白木嶺道(秋田側)小松川ハイキングコースの道を下ります

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 白木嶺道(秋田側)小松川ハイキングコースは上部まで林道が延びていて、途中林道を何度も横断しますが、なるべく古道(白木嶺道)を歩きます

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五輪塔の裏側に建立された山神様の石碑です

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 伊勢参り遭難者6名を供養する五輪ノ塔です。※真冬に伊勢参拝に向かった6人の旅人が、吹雪で遭難死した。その人達の霊を慰めるために立てられたもの
 
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 白木嶺道(秋田側)小松川ハイキングコースから振り返り見る、白木嶺(白木峠)です。途中、白木嶺道(秋田側)は整備された林道歩きもありました

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「史跡・白木嶺道」の解説板です。この先も古道・白木嶺道(小松川ハイキングコース)を歩きます

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 白木嶺道(秋田側)小松川ハイキングコースの一部は、昔の街道の風情が残っている掘割道でした

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階段の上に有るハイキングコースの標柱です

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 振り返り見る、白木嶺道(秋田側)ハイキングコースの入口です。階段の上に「白木峠ハイキングコース」と書かれた標柱が立っています。この後は車道を歩き小松川番所跡へ行き見学します

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 秋田藩の小松川番所跡の説明板です。これで長かった南部藩と秋田藩の藩境を越える白木嶺道歩きは終わりです。この後、国道107号脇の駐車場へ戻りました