日時:2014年9月27日
コース:湯浜温泉入口→湯浜温泉→羽後岐街道→千年クロベ→世界谷地分岐
→大地森→御室湿原→虚空蔵分岐→栗駒山→天馬尾根→秣岳→秣岳登山口
(秋田県・宮城県)
湯浜温泉(湯浜コース)入口です。今回は湯浜温泉から世界谷地間に残る古道(羽後岐街道)を歩き、栗駒山~天馬尾根~秣岳と縦走します。※名称については東北森林管理局HPを参照してます
湯浜温泉(三浦旅館)から整備された羽後岐街道を歩くと、程なくして山神の石碑が有りました。石碑の脇に「孫小屋山神の道」と書かれた杭が有りました
湯浜コース(栗駒山方面)分岐付近です。今回は右手側の大地森(世界谷地コース)に向かって、羽後岐街道を進みます。※羽後岐街道(ウゴキ)は湯浜街道とも云われ、最近は栗駒古道とも呼ばれているようです
「これよりヤサワ」です。「八ツの沢があります」と書かれた杭が有りました。小さな沢を8回越えて行くのでしょうか。それとも8回沢を越えて来たのでしょうか?
「小檜一里塚跡・小檜沢一里塚」の杭が有りました
「クロベの森へ左へ20分」と書かれた杭です。湯浜温泉から来ると羽後岐街道を右折します。当日は秣岳までの長丁場の山歩きの計画ですが、予定外のクロベの森へ行ってみます
羽後岐街道から廃道化した小檜浜林道に進むと、途中の小檜沢に立派な小桧沢橋が架かっていました。さらに廃林道を歩くと程なくして黒檜(クロベ・ネズコ)が目立つクロベの森に着きました
樹齢千年以上のクロベの木です。廃林道から赤布の目印を左に入り薄い藪道を進むと千年クロベの木と云われている巨木が有りました。千年クロベの木を観賞した後は、羽後岐街道に戻ります
羽後岐街道と湯ノ倉コース(右)との分岐です。なお湯ノ倉コースへは通行止めのロープが有りました。羽後岐街道を進むと、今度は大地森コースへの変速十字路になります。(分岐を直進は世界谷地方面へ)左の大地森コースへ進みます
羽後岐街道の変速十字路から大地森コースのトラバース道を歩きます。高木が無くなると正面に虚空蔵山が見えて来ました
御室直下の大地森コースと御沢コース分岐付近の草原・お花畑です
御室の登りから眺める虚空蔵山です
御室直下の雪渓・草原です。まだ大きな残雪が有り咲き始めの花も有りました
御室への登りで振り返り見る、虚空蔵山です。御室付近は大きな岩がごろごろしている草原です
御室直下の草原から眺める栗駒山です
御室の岩屋に祠が有りました
湯浜コースと御室・山頂への分岐点から振り返り見る、虚空蔵山です。虚空蔵山へは、昔は道が整備されていたのですが現在は藪道です
湯浜コース分岐から眺める栗駒山です。この付近で、当日初めて登山者とお会いしました
湯浜コースと須川コース、天馬尾根(秣岳)コースとの分岐点(天狗平)付近から振り返り見る、御室方面です。この後、栗駒山を往復して来ます
栗駒山の登りで振り返り見る、天狗平~御駒岳~秣岳方面です。遠くに鳥海山が見えます
栗駒山(1627m)山頂です。山頂は大勢の登山者、紅葉見学者で賑わっていました。山頂で軽く休憩をした後は、今回の目的地の天馬尾根・秣岳へ縦走します
御駒岳から振り返り見る、栗駒山です。天馬尾根コースに入ると登山者は少なくなりました
御駒岳の下りから眺める天馬尾根~秣岳です
草モミジの天馬尾根から振り返り見る、栗駒山~御駒岳です
天馬尾根の草原は風に波打つ草モミジが天馬の栗毛のようです
天馬尾根の岩峰展望所から振り返り見る、天馬尾根の草原です
「天空の休憩所」の天馬尾根・白銀草原です
秣岳の登りで振り返り見る、天馬尾根・白銀草原です
秣岳登山口への下り道で振り返り見る、紅葉の秣岳です。これで湯浜温泉~大地森分岐からの長かった歩きもまもなく終わります