2BJ-JF45

HONDAリード125


ODO35,000km程で0発進時、アクセルを回してもいつもの回転数でクラッチが繋がらず、繋がっても加速が鈍い気持ち悪い乗り心地でした


先日エンジンオイルを交換をした時に

クランクケース内を目視確認


今回は駆動系を整備します
先人の方をいっぱい参考にさせてもらい
悩む事があまりないのでありがたいです

前回の駆動系の部品交換は

2021年7月22日ODO18,121km

Vベルトとウェイトローラーの交換のみ
新車の時の乗り味は滑らかさがなくガチガチで、アクセルとのレスポンスの良さみたいなのを感じましたが、馴染んで乗りやすくなった頃に整備しました

今回は
ODO38,393km
差20,272km 約2年10ヶ月

交換予定は
Vベルト、ウェイトローラー、プーリー

ドリブン側はスチール製の為、擦り減らないみたいなのでドライブ側のフェイスのみを交換


ネットで探したけど、ウェイトローラーを装着する内側のムーバブルドライブフェイスは売ってるのに外側のドライブフェイスは売ってなかったのでキタコのパワードライブKITを試してみる事にしました

パワードライブKIT typeX購入
内側も外側もプーリーフェイス付
ウェイトローラー、スライドピース
モリブデングリスも付いて約7,500円
バラで買っても5,000円くらいするので意外と安いのではないかと・・・

 加速性能、最高速の向上をお求め易い価格設定でリリースするスクータードライブユニットです だそうで、ありがとうと感謝しました


純正パーツを注文しにバイク屋に行くのはめんどくさかったので今回はネット注文でさらっと部品調達


Vベルト7040-SS購入
リピート買いです前回もKN企画買いました
22のソケットとユニバーサルホルダ

ドリブン側外し
19mmディープソケットとユニバーサルホルダ

今回はドライブ側もドリブン側も
どちらもなかなか緩まなく
叩き回したら緩みました

ドライブ側

ウェイトローラー状態
削れすぎ・・・
気持ち悪い加速の原因はこれで間違いないでしょう・・・

ドリブン側
これ以上はバラしません
強いバネやサークリップ等あって
今の工具で組み立てる自信無し

クラッチ状態
全然問題なし

フェース状態
真っ直ぐですり減ってません

Vベルト幅
交換当時は強化ベルトとの記載の「強化」という文字は信じてませんでしたが、誤りたいと思います・・・
すいませんでした
今回リピートしたのでお許しください

クランクケース清掃
シールからのオイル漏れや滲みもなく良好

ドリブンフェイス清掃
クラッチカスがいっぱいで今回の整備でエアダスターを2缶使い切りました

ドリブンのベアリング類グリスアップ
手前のニードルベアリングは大丈夫だけど、奥のラジアルボールベアリングがゴリゴリしてます・・・
えげつない異音に変わるまで耐えてもらおうと思います
とりあえずウレアグリスをたっぷり塗っときました

ドリブン側装着

ランププレートに錆が・・・
ランププレートはパワードライブキットに含まれないので既設品を流用する事に

ペーパー当てて錆を除去

ウェイトローラー
12gと軽いです
ホンダ純正は19g

純正意外の規格を使うのはあんまり好きではないのだけと、なにはともあれ取りつけてみます

スライドピースやウェイトローラーにはキットに付属のモリブデングリスをヌリヌリ

ドライブ側奥の
ムーバブルフェイスドライブを装着

ドライブ側手前のフェイスドライブ装着
プーリーボスや軸はベルトが当たらない所には錆防止効果を期待してグリス塗ってます

ドライブ側締めます
59Nm

ドリブン側締めます
49Nm

完成
ドライブ側ピカピカ

ゴロゴロ音
ドリブンのASSY交換はもったいないのでベアリング交換だけを出来る様に工具を揃えていこうかなと・・・

●インプレ
ウェイトローラーが軽いから低回転でクラッチを繋いでくれますが、トルクが無いので馬力を上げないと加速しない
でも気が付いたら60km/h出てた

0発進から滑らかに60km/hまで上がるのだがなにせ回転を上げないといけないのが私の乗り方とは正反対

サーキットとかでエンジンの回転を落とさない様に走りたいなら良いと思う・・・

エンジンを回すから燃費が悪くなりそうなな予感がするも、クラッチが離れるのが早く、前の信号が赤になった時に惰性走行で走れる距離が伸びたのが嬉しいポイント

とりあえずこの状態でしばらく乗ってみます
恐らくウェイトローラーを19gにすると思います