妻は、2018年に乳がんと診断されて、全摘手術、再発予防の抗がん剤を行い、その2年半後の2020年に骨転移がわかりました💦


再発・転移したら、抗がん剤で治すことはできないと言うことは聞いていましたが、それがどういう意味か?もし、再発転移が見つかったらどうするのか?深く考えることなく、ただ再発転移しないことを信じるだけでした。


抗がん剤はガン細胞だけでなく、健康な細胞も破壊します。吐き気や倦怠感、下痢や湿疹、脱毛など日々の生活に影を落とします。



分子標的薬というがん細胞だけを攻撃する薬を使いましょうという主治医の勧めで、抗がん剤でないのならとイブランスの服用を始めました。

(分子標的薬もれっきとした抗がん剤でした)


白血球数や肝機能の低下などがあり、

イブランス

ベージニオ

フェソロデックス注射

に変わり、

一年ほど、ランマーク注射を併用しながら、腫瘍マーカーの数値に一喜一憂する日が続きました。



最新の薬であれば、再発転移も治せるかもそれないと、ネットでそれぞれの薬についていろいろ調べましたが、効果は認められるけど、いずれ効かなくなりますと書かれていました。


延命によって、新しい治療法ができる可能性はあるし、少しでも長く一緒にいたい。


光免疫療法が全てのがんに適用できる日がいずれ来ると信じているし、家族3人でいろいろな思い出をたくさん作りたい。


そのために、いまどういった治療を受けるべきかはとても難しい選択です😓



2022年秋に腫瘍マーカーが上昇したとき、次のステップとして、抗がん剤治療を勧められました。


しかし、私たちは、抗がん剤治療はできる限り避けたいと主治医に伝えました。


それで、ベージニオの量を変えながら、白血球数の減少という副作用の出方を見ながら服用することになり、一日おきに最小錠剤を服用する段階で、腫瘍マーカーと好中球が横ばいになり、しばらくこの治療を続けることになりました。


2023年春に腫瘍マーカー上昇で、再度、抗がん剤治療を勧められます。


がんの転移が骨に留まっている限り、今すぐ生命の危険はないので、他の臓器に転移しない段階でがんを叩いておくべきと言う説明に一理あると思う気持ちと、でもその治療によって命は短くなってしまうかもしれないと言う考えと、今でも揺れ動いています。


抗がん剤は正常な細胞も破壊する毒だから、絶対にやめた方がいいと言う考え方は正しいのかもしれないけど、それを受け入れることは簡単ではありません。


妻は、 昨年6月に経口抗がん剤のTS-1の服用を受けることに決めました。


点滴の治療は受けたくないけど、飲み薬ならと始めました。


結局、腫瘍マーカーは下降せず、年末には次の治療法を検討ということになり、別の分子標的薬を試すも、マーカー上昇、白血球減少で、投与をやめ、ホルモン剤ユープリンのみになって今に至ります。



標準治療の立場から、代替補完治療を認める医師はほとんどいませんが、標準治療で治せないのであれば、他の方法にも目を向けるべきでないかと強く感じます。


標準治療と代替補完医療の中から最善の治療を受けられる時代は来るでしょうか?


いまは、いろいろ悩みながら、がんの治療方法と格闘しています❗️