日時:2024年2月5日

 

コース:ふがね橋⇔林道歩き⇔七曲の作業道⇔ヤブ尾根⇔念佛森(岩手県)

 

 念佛森の山名は、地理院地図を見る度に「間隔の開いた大きな文字」で書かれているので気になっていました。1/25000の地理院地図では、「間隔の開いた大きな文字」は、複数の小さな山をまとめた総称として表しています。例として富士山、秋田駒、蔵王、鳥海山などを下記に参考として載せます。個々の山名は間隔の無い小さい斜体文字で表示されていますが、念佛森は一山しか無いので単なる間違いなのでしょうか?それとも周辺一帯が念佛森なのでしょうか?


参考:富士山、秋田駒、蔵王、鳥海山

 

 南側の茂市地区の国道106の橋フェンスから眺めた念佛森(左)です。北側の和井内放牧場と堺ノ神岳も一緒に望めました

 

 念佛森へは、北側の安庭沢(あでのさわ)を「ふがね橋」で渡り、そこから歩き登ります

 

 「アニアの沢」右岸沿いの林道を歩きます。※地元では「アニアの沢」を「あんにゃの沢」と呼んでいるようです

 

 林道を歩き始めて直ぐに「アニアの沢」に架かる滝を眺めます。水量が多いので本流は氷瀑にはなりませんが脇が凍っています

 

林道は始め「アニアの沢」右岸沿いですが、

 

程なくして左岸沿いの林道歩きに変わります

 

 念佛森へは、左岸沿いの林道から離れ、アニアの沢を大きな土管橋で渡ると作業道(左)歩きになります。この林道分岐には道標などは有りません

 

 アニアの沢右岸沿いの作業道が鋭角に曲がり、枝沢沿いの急な坂道の歩きになります。作業道は念佛森の尾根取りつきまで七つの急な曲がりが有るので、勝手に「七曲の坂」と言っていますので、ここは「一の曲り」ですね

 

 「七曲の坂」は、枝沢沿いの急坂を登ると「3の曲り」で、枝沢と離れます

 

「四の曲り」です

 

「五の曲り」です

 

 「五の曲り」を過ぎると、道も緩くなり西側に猴舞山が見え始めました

 

 「六の曲り」で急坂は終わりで、正面に念佛森(左)が望めましたが、手前の小ピークを右側に迂回するように作業道が続いています

 

念佛森へは小ピーク下の平らな作業道を迂回します

 

 尾根上まで作業道が有り、ここで作業道は分岐し念佛森方面(左)と西側方面(右)に伸びている変則十字路です

 

作業道分岐から眺める小ピーク(左)と念佛森(右)方面です

 

作業道の変則十字路付近は南側の展望が良い所です

 

 小ピークまで作業道が有りますが、小ピークへは登らずトラバース気味にヤブ林に薄い踏み跡が有るので尾根を目指して進みます

 

尾根に出ました。雪とヤブの道です

 

小ピークと念佛森の鞍部です

 

念佛森の山頂手前です

 

 念佛森の山頂に私製の山名板が有りました。山頂一帯は例年この時期は雪に覆われ、細いヤブ枝と三角点の表示杭は雪に埋まっているようですが、今年は雪が少なく表示杭の頭が出ていましたので周辺を掘り起こします

 

 ピッケルを何回も突き探し出した、四等三角点667m(点名・念仏森)です。周辺にピッケルの刺した穴が幾つも残っています

 

 山頂は展望がないので、藪が少ない東側に出ると峠ノ神山と亀ヶ森などが見えました。山頂周辺を探索した後は往路を戻りました

 

 

当日見た岩手県のイヌワシです

 遠くでイヌワシが飛んでいましたが、天気が悪くシルエットにしか見えません

 

遠くを飛んでいるイヌワシです

 

遠くを飛んでいるイヌワシです