日時:2023年10月11日

 

場所:青森県の名久井岳と岩手県の平庭高原

 

 10月11日の夜明け前に東北道のPで観た、月と金星の接近です。金星の斜め左上には「しし座の1等星レグルス」も見え三角形を作っています。月はスマイル型の三日月(正しくは月25齢)ですね。翌日も「月と金星」を撮りましたの参考に載せます

 

参考:翌日(10月12日)の夜明け前の月と金星は離れて、月は前日より薄くなっていました。また金星と斜め左上の「しし座の1等星レグルス」は近くなっています

 

 早朝の気温はなんと2℃です。余りの寒さに車に暖房を入れました。隣町の薮川ではマイナス1℃だったそうです

 

名久井岳

コース:峠→登山口→避難小屋→名久井岳→子持石→林道歩き→峠

    (青森県)

 

 北側の名川大橋から眺める馬淵川と名久井岳です。名久井岳は青森県の南東部(北上山地の北部)を占める名久井山地の中央に位置し、この地域からはどこからでも見ることができ、山の端正な姿から「南部小富士」と呼ばれています

 

 名久井岳峠駐車場への手前の山麓には鎌倉時代に開基された法光寺が有り、参道脇には「日本一の赤松並木・法光寺の千本松」が並んでいます。松一本一本には名が付けられています。本来はここから名久井岳へ登るのでしょうが、今回は峠駐車場から登ります

 

 樹海ラインの峠駐車場から歩き、長谷林道→避難小屋→名久井岳→子持石→長谷林道歩きと時計回りで周回して来ます

 

峠駐車場から歩いて程なくして名久井岳登山口です

 

 山道に入り急坂になって来ると、連続したクサリの道になり「頂上まで200m」の道標まで続きます

 

 岩場を乗り越すクサリ場ですが、脇に並行した迂回路が有ります。クサリ道は男坂?迂回路は女坂?と勝手に思いました

 

 「頂上まで200m」の道標です。この坂を登ると小ピークで、途中アンテナ中継所が二ヶ所有りました

 

 小ピークを下った所に避難小屋が有りましたので、中に入ってみました。中には薪ストーブが有り、壁には名久井岳の資料や新聞記事などが有りました。この地域は冬場でも積雪が少ないようで、毎年1月中旬頃に市民登山をされているようで写真が飾られていました 

 

 避難小屋の内部壁に飾ってあった「昭和初期に山頂に建てられた理想碑」の記念写真です。当時は小屋は山頂に有ったようですね。なお山頂の理想碑の台座にもこの写真が張り付けて有りました。昔から地元の人の信仰を集めてきた山のようで貴重な写真ですね

 

 名久井岳山頂(一等三角点615m)です。山頂は小広場になって三角点と方位盤もありました。また天神・馬池蒼然・鬼ヶ城大権現も建立され、昭和初期に建てられたという立派な理想碑も建っていました

 

 名久井岳山頂から、北東側の八戸市街と太平洋と階上岳(左)~久慈平岳(右)を望みます。八戸市街をズームで見てみます

 

 山頂の小広場から方位盤と遥か南側の姫神山をズームで見てみます。方位盤は「山名の入った展望図」なので、山座同定に役立ちました

 

 南側の姫神山の右側に西岳~岩手山~七時雨山~安比スキー場のある前森山などが、逆光ですが微かに見えました。※方位盤の展望図の一部を貼り付けました

 

 西側には十和利山~戸来岳(左)と南八甲田の櫛ヶ峰~乗鞍岳と八甲田山の大岳~高田大岳(右)~雛岳が見えました。展望を楽しんだ後は子持石への北側の尾根を下ります

 

 名久井岳山頂から、子持石への北側の尾根は急で所々痩せ尾根ですがクサリは有りませんでした。尾根を下っていくと子持石手前に分岐が有り、子持石を見て戻って来ます

 

 子持石です。子持石と祠を拝観した後は分岐に戻って「かもしかライン登山口」方面にトラバース気味に下って行きます

 

 長谷林道から振り返り見る、「かもしかライン登山口」道標と下って来た山道(白線)です

 

 長谷林道歩きで見たシロトリカブトです。峠駐車場へ戻った後は、岩手県の平庭高原へ移動します

 

 

平庭高原散策

平庭高原散策マップです。※「森のこだま館」HPより

 

 岩手県の平庭高原は平庭岳の中腹に広がる高原で、シラカバが立ち並ぶ様子は圧巻です。「日本一のシラカバ林」と言われています。例年10月上旬頃にシラカバの黄葉から始まり灌木類の紅葉が見頃を迎えるのですが、今年は遅れているようです

 

 「つつじヶ丘駐車場」の反対側の登山口から平庭高原・富士見平へ行きます。またこの登山口は昔の街道「塩の道」の入口です

 

 広葉樹とシラカバ林などの樹林帯を抜けると、展望が開けツツジの草原に出ました

 

 野芝が一面に広がる富士見平は夏はツツジの群生が見られる所で、この時期はツツジの紅葉が楽しみですが遅れ気味です

 

 でも野芝の中には背の低いリンドウ、ウメバチソウ、センブリが咲いています

 

 振り返り見る東側の山々です。シラカバの黄葉、ツツジの紅葉はこれからのようです

 

 富士見平から眺める平庭岳(1060m)方面です。ここは平庭岳、遠別岳、安家森への縦走路入口で道標が有ります。紅葉は 例年10月上旬~10月下旬が見頃と言われていますので、これからが楽しみですね

 

 富士見平の標柱(878m)です。ここで見る富士は南部片富士(岩手山)で西側正面に見えます。標柱一帯には背の低いリンドウ、ウメバチソウ、センブリが咲いています

 

富士見平の標柱付近にシモツケが咲いていました

 

センブリのアップです

 

ウメバチソウのアップです

 

リンドウのアップです

 

 富士見平からの姫神山と南部片富士(岩手山)の展望です。当日は風もなく穏やかなので休憩をし、周辺を散策した後は往路を戻りました