日時:2023年7月5日
場所:宮城県北部(荒沢湿原と付近のヤブ山)と東部(北上川)
荒沢湿原の荒沢自然館(田谷地沼)への入口に、新しい「熊出没注意」の看板が連続して設置されていました。※先々週(2023年6月18日 05時40分頃)荒沢自然館から南東に約500メートル離れた山林で、一人で野鳥観察をしていた男性がクマに襲われケガをしたそうです(NHKなど)
入口脇にも古い「熊出没注意」の看板が有りました。5年前(2018.3.31)にもクマによる人身事故が有ったようですね
宮城県北部の山と東部(北上川)の湿原の花
宮城県北部の山の湿原に咲くクサレダマです。鮮やかな黄色の花なので、梅雨空でも湿原では一際目立ちます
ジュンサイの花が咲き始めたようです
ウツボグサです。「熊出没注意」の看板を見てからは、写真を撮っている時に背後で物音がすると、小さな音でも驚きますね
見頃のイチヤクソウです。仙台近郊の里山のイチヤクソウは既に終わっていますが、宮城県北部の山の花はこれからのようですね
宮城県北部の山に咲くトキソウです
宮城県北部の山に咲くミズギクです
カキランが10輪位咲いていました。カキランは水辺近くか、あるいは完全な湿地の日当たりの良い草地に生える多年草で、県境の尾根道でも見ることが出来る花ですね
カキランのアップです。綺麗なオレンジ色の花ですね
小群生していたカキランです。カキランの名は、花がカキ(柿)の実を思わせるオレンジ色をしているからだそうです
上記写真のカキランのアップです。花がオレンジ色をしているのはカキランだけと言われています
まだ蕾が多いカキランですが、次々と咲き全開したら見事でしょうね。この後、宮城県東部(北上川)の湿原へ移動します
宮城県東部(北上川)で見たミゾハギです。ミソハギは日本各地の湿原や小川、用水路の縁などに見られる多年草です
ミソハギのアップです。夏本番のお盆ころにかけて咲く花です
当日観た湿原のトンボ
ルリイトトンボが湿原にいました。ルリイトトンボは本州では標高の高い山岳地の池や沼、湿原で見られるそうですが、宮城県では荒沢湿原保全地域でしか見れないそうで、希少なトンボです※宮城県HPより
日本一小さなハッチョウトンボのオスです。オスは成熟すると真っ赤になり、湿地の小さな水たまりの近くになわばりを作るので、見つけやすいと言われています。大きさは18mm~20mmくらいなので、参考に一円玉と一緒に撮った写真を下記に載せます
参考
参考:2021年に山形県の湿原で、一円玉と一緒に撮った写真です
ハッチョウトンボの未成熟のオスです。未熟なオスは複眼がまだ白っぽく腹部は薄茶色をしていますが、成熟すると全身が赤化するそうです。また成熟するまで、湿地帯の草むらにいると言われていますので見つけにくいです
当日観た北限のヒヌマイトトンボ
JR東日本が発行する新幹線車内誌『トランヴェール』 最新号(2023年7月号)です。先日(7.2)新幹線車内で読んでみると、北上川のヨシ原が特集されており、その中にヒヌマイトトンボが載っていたので興味を持ち、早速、北上川に探し見に来ました
当日観た、ヒヌマイトトンボのオスです。※大きさは30mm前後と小型で細長く、オスは全体に黒色で、胸には緑色の斑点を4個備えています(環境省HP)
ヒヌマイトトンボのメスです。※若いメスは全体に赤褐色ですが、成熟してくると暗褐色に、腹部は濃褐色に変化してきます(環境省HP)
ヨシ原の中に居たヒヌマイトトンボのオスとメスです。注意して見ないと分からないです。※1971年に茨城県の涸沼(ひぬま)などで発見されたのがこの名前の由来で、ヒヌマイトトンボはトンボの中では小型のイトトンボの仲間です。汽水区域に生息し北上川は北限生息地と言われています(環境省HP)
ヒヌマイトトンボのオスです。※北限分布域である東北地方太平洋沿岸では、東日本大震災の津波被害により北限生息地の北上川を除いて壊滅状態となっています(環境省HP)
ヒヌマイトトンボのメスです。ハッチョウトンボより大きいですが、細いのでピント合わせが大変です。コンデジなのでピント合わせに時間がかかり、モタモタしている内に飛んでしまいます。それよりヒヌマイトトンボの生息地を探すのが大変でした。今回ヒヌマイトトンボに運よく出会えましたが、広い北上川で探すのは初めての方は難儀しそうです
























