日時:2023年5月10日

 

釜房ダム湖に映る逆さ南蔵王です

 

場所:宮城県の山

 

野生のクマガイソウ

 野生のクマガイソウです。以前、山野草を探していたとき偶然クマガイソウの葉を確認して以来、毎年のよう開花時に観に来ています。場所は登山道の無い藪の中ですが、今年は例年以上に多く咲いていました
 

 野生のクマガイソウが纏まって咲いていました。写真に5株映っていますが、当日、この自生地では開花したクマガイソウの株を16以上確認出来ました。他にも花も蕾も無い葉だけのクマガイソウも多く有りました。クマガイソウは環境省と宮城県で絶滅危惧種に指定され、現在、自然のままで観る事は出来なくなったと言われています。※保護、管理している箇所は福島県の水原地区など沢山有りますが、殆どが植林された針葉樹の林床に咲いていますね

 

上記写真・4番のクマガイソウです

 

上記写真・5番のクマガイソウです

 

 二輪並んで咲いていたクマガイソウです。今年は暖冬でサクラなどの開花が早かったので、クマガイソウは全て開花していて蕾は確認できませんでした。昨年より一週間以上早く咲いたようですね

 

 二輪並んだクマガイソウが他にも有りました。ここの自生のクマガイソウは広葉樹林の中に咲いています

 

 広葉樹林のヤブの林床に一つ離れて、ポツンと咲くクマガイソウです。クマガイソウは大きいランなので目立ちますね

 

 色付き見頃になったクマガイソウです。※クマガイソウの名は、花の形を源平合戦の熊谷直実の母衣に見立てて、同属のアツモリソウ(平敦盛(あつもり)の母衣)と対比させたものですので、帰路にそのアツモリソウの仲間を観に行きます

 

 

コアツモリソウを観る

 クマガイソウを観た次に、自生しているコアツモリソウ咲く森に立ち寄りました。今年のコアツモリソウも早く開花したようです。コアツモリソウはアツモリソウ属特有の袋状をしている小さな花で、写真を拡大して観ると、大変かわいらしい蘭に見えます。また葉が2枚なのでクマガイソウとも似ていますね

 

 コアツモリソウは卵形の光沢のある葉が対生状についていて、花は2枚の葉の下に隠れるように1個だけ垂れ下がって咲いています。※コアツモリソウは全国の冷涼な山地に自生するアツモリソウの仲間(ラン科アツモリソウ属)で、草丈は5~10cm位です

 

 コアツモリソウ(小敦盛草)のアップです。1㎝弱の小さな花ですがアツモリソウに似ています。なおコアツモリソウは小さい花なので、写真撮影し、拡大して見るのがお勧めです。なおコアツモリソウも宮城県では絶滅危惧種に指定されています

 

 

金銀のランの花

森に咲いていたヒメシャガです

 

キンランが咲いていました

 

 上から観るキンランです。私は今春は4ヶ所でキンランを見ましたが、何れの箇所も開花が早いですね

 

 ササバギンランが咲いていました。今春はギンランの仲間のユウシュンラン、クゲヌマラン、ギンランと見ていたので4種目のササバギンランでした。またササバギンランはユウシュンランやギンランの後に咲き出します

 

 ササバギンランの花は、ギンランと同じく距が有りますが上向きに咲きます。当然、葉は細く長くササのようです