日時:2022年9月6日

 

コース:祓川→賽の河原→七ツ釜→大雪路→氷の薬師→舎利坂→七高山→康新道→分岐→祓川

 

        (秋田県)

 

 朝日が当たった鳥海山です。矢島口(祓川ヒュッテ)への道・桑ノ木台湿原付近通過中に、山頂へ日が当たり始めました。山頂をズームで観てみます

 

朝焼けの七高山と新山(右)をズームで眺めます

 

 矢島側登山口となる祓川ヒュッテ(5合目)から眺める鳥海山と竜ヶ原湿原です。この祓川からのルートは鳥海山へのコースでは最短時間で山頂に立てると言われていますので、今年もヒメクワガタなどの秋の花と猛禽類の飛来を期待してゆっくりと歩きます。湿原の水に「逆さ鳥海」が映っていますのでズームで観てみます

 

 竜ヶ原湿原に映った「逆さ鳥海」です。当日は台風接近中なのに水面はまだ穏やかで、「逆さ鳥海」が綺麗に映っていました

 

 祓川の竜ヶ原湿原の木道にリンドウが咲き続いています。湿原はサワギキョウ、ミズギクは終盤で、リンドウ、ウメバチソウが丁度見頃でした

 

 賽の河原(6合目)の小さくなった残雪です。この後、御田(7合目)~8合目・七ツ釜(連続した七ツの釜と淵)と進みますが、イワイチョウ、シロバナトウウチソウなどが咲き続いていました。例年、この時期にまだ咲いているヒナザクラ、コバイケイソウなどは登山道沿いでは確認できませんでした

 

 康新道分岐付近から眺める七高山方面です。康ケルン(避難小屋)から10分程進むと氷の薬師(左側)と「康(やす)新道」の分岐が有ります。今回も先に氷の薬師方面へ進み、康新道を下り時計回りに周回して来ます

 

アカバナトウウチソウ咲く大雪路入口付近です

 

大雪路のお花畑ロードから眺める七高山です

 


大雪路に咲くイワギキョウです

 

 大雪路の残雪も小さくなり、雪解け後にアオノツガザクラが咲き続いています

 

 大雪路の雪解け後に咲くヒメクワガタです。丁度見頃でしたが、朝早いので花が開き始めたばかりです

 

 大雪路上部(氷の薬師手前)のヒメクワガタが咲き始めていました。※ヒメクワガタは高山(鳥海山、月山、飯豊山、吾妻山、北アルプス中北部、白山)に分布(山と渓谷社)

 

 氷の薬師(9合目)です。ここからの山頂までの1合分の高低差が460mも有り大変です。全国の山でも、1合分の高低差ではトップクラスではないでしょうか

 

 「氷の薬師」は9合目ですが、まだまだ山頂は遠いです。氷ノ薬師を過ぎ尾根道へトラバース気味に石畳の道を歩きます

 

 舎利坂入口付近から振り返り見る、登って来た舎利坂~大雪路方面です。遠くに登山口の祓川ヒュッテ・駐車場も見えます

 

 舎利坂の入口道標です。道標には「鳥海山 山頂0.4㎞」と表示され、秋田側では七高山が「鳥海山 山頂」です。舎利坂入口ですが、はじめ石畳の道を歩きますが、程なくしてシャリのようなザレ道になります

 

 舎利坂の中間付近です。石畳みの道から火山特有のザレ道になりました。ザレ道脇にはクサリが設置されています。正面上部は康新道(右)と合流する分岐付近です。なお康新道の分岐点と分岐看板が少し離れています

 

 一等三角点(点名・鳥海山2229m)の七高山山頂から眺める新山です。昨年同時期より残雪が小さいようですね

 

 七高山から眺める外輪尾根・行者岳と大物忌神社・お室(右)です。当日は太平洋側と奥羽山脈の山は雲の下ですが、日本海側の出羽山地の山は見えます。月山などが見えますのでズームで観てみます

 

 七高山からズームで眺める月山と朝日連峰の一部(右)です。七高山で展望を楽しみ休憩をした後は康新道を下ります

 

 康新道分岐から眺める、これから下る康新道・外輪尾根です。康新道は展望が良いので、景色を楽しみ、猛禽類の飛来を期待しながらゆっくりと下ります

 

シラタマノキ実る道から振り返り見る七高山方面です

 

康新道上部で俯瞰する稲倉岳と中島台と日本海です

 

 周回し下る康新道です。康新道の下りは北東側外輪尾根の縁を暫く歩きます。康新道は景色を楽しみながら下れますが風が強いです

 

 康新道に咲くチョウカイフスマです。康新道は他のコースと比べると登山者が少ないので、その分、静かな山行を楽しめます

 

 康新道の下り道で眺める、笙ヶ岳~扇子森方面です。扇子森付近が黄色くなっています。草モミジになっているのでしょうか

 

 康新道の下り道で、振り返り見る七高山(左)と新山(右)と荒々しい外輪尾根です

 

 康新道の外輪尾根末端から眺める、扇子森~稲倉岳と手前の中島台方面です。稲倉岳の左側・日本海上に飛島が見えますのでズームで見てみます

 

 康新道の外輪尾根末端で眺める、飛島(上)と稲倉岳です。中島台を観ながら大休憩をしました

 

 康新道の外輪尾根末端から振り返り見る、康新道と七高山(左)と新山(右)です。この後、外輪尾根から離れ、リンドウ咲くお花畑を経て康新道分岐に下り、分岐からは往路を戻りました