イヌワシが描かれている全国(7ヶ所)の風景印

 

 1.大分県の長湯郵便局の風景印です。くじゅう連山の黒岳に生息するイヌワシとやまなみハイウェイと長湯温泉が描かれています

 

 2.鳥海山地元の八幡郵便局の風景印は、鳥海山とイヌワシの若鳥と猛禽類保護センターが描かれています

 

 3.鷲宮郵便局の風景印です。鷲宮神社と「鷲宮催馬楽神楽」と鷲(ワシ)が描かれています。

 埼玉県久喜市と合併した旧鷲宮町の鷲宮神社は、関東最古の大社で「お酉様の本社」と称されています。お酉様と言えばやはり鷲(わし)でしょうか。

 鷲宮の由来は、初めは土師(ハジ)宮と称していたのが、転訛し鷲(ワシ)宮となったそうです。(旧鷲宮町HP)

 

 4.徳島県の鷲敷郵便局の風景印は丸型ではなく、旧鷲敷町の「町の鳥」の鷲(ワシ)が外枠になって、町の花の鷲敷菊と101人乗り大ロープウエイと鷲敷ラインのカヌーが描かれています。 

 「町の鳥」の鷲(ワシ)がイヌワシかは分りませんが、環境省の希少猛禽類調査などで、四国でかつてイヌワシの生息が確認されていたのは剣山山域(徳島県那賀町など)となっています(H16環境省・イヌワシの生息分布図)。その那賀町に鷲敷郵便局が有ります。

 旧鷲敷町は2005年、相生町、上那賀町、木沢村、木頭村と合併し那賀町となりました。鷲敷(わじき)の地名の由来には、昔、地内の神社の尊が鷲の羽根を敷いて天下って来たとする伝説もあります(那賀町HP)

 

 5.宮城県の 横山郵便局の風景印には、イヌワシと翁倉山と横山不動尊青銅五重塔とウグイ生息地・横山不動尊池が描かれています

 

 6.宮城県の北上郵便局の風景印には、イヌワシと太平洋とヨシ刈りがデザインされています。なおイヌワシは旧北上町の「町の鳥」でした

 

 7.北海道の鷲別郵便局の風景印には、旧・室蘭市中央卸売市場と南部藩勤番所とワシと鷲別岬と鷲別岳が描かれています。南部藩勤番所とは南部藩(岩手県)が鷲別警衛所で勤番していた所です※2021.9.24 追記

 

 

 1.の大分県の長湯郵便局の風景印を返信用封筒(左)とポストガード(右)に押して頂きました。

 風景印は現地で押していただくものと思っていたので、本来は長湯郵便局に出向き風景印を頂きたかったのですが、遠方と言うことと、またコロナ感染緊急事態宣中と言う事で、郵頼で取り寄せました。くじゅう連山には三度ほど行ってますので、今度ミヤマキリシマを観に行った時に長湯郵便局に行って改めて風景印をもらいたいと思っています

 

 くじゅう山系のイヌワシです(大分県HPより)。当時、九州では庄内、直入、久住、湯布院、九重町にまたがるくじゅう山系に生息する一つがいと、阿蘇に生息する一羽だけしかいない貴重な種であった。心ない密猟者や写真家なども後をたたないといわれた。(大分県HP) 

 1996年以降は営巣活動が見られなくなり,ペアで飛ぶ姿も見られなくなったそうです

 

 

2.の山形県・八幡郵便局と朝焼けの鳥海山です(2021.9.15)

 

 鳥海山登山(2021.9.13)の帰り道に八幡郵便局へ立ち寄り、八幡郵便局オリジナルのポストカードにイヌワシの切手を貼り風景印を押していただきました。

 旧八幡町の「町の鳥」だったイヌワシは、今は酒田市の「市の鳥」になっています

 

 

 

※全国のイヌワシの風景印を収集中ですが、現在、イヌワシの風景印は4ヶ所確認し、全て収集済みです。またイヌワシと思われる(思っている)鷲の風景印は3ヶ所確認し3ヶ所全て収集済みですが、続けてイヌワシ・鷲の風景印を調査していきたいと思っています※2021.9.24 追記