日光山と十二神山

 昨年(2020.1)に歩いた御箱崎半島から眺める、気になる山名の日光山と十二神山です

 

 昨年(2020.1)に歩いたカモメ森山山頂付近から眺める、十二神山~日光山です。縦走したくなる山々ですが、十二神山~703m神社峰は自衛隊敷地内で立ち入ることは出来ません。

 ※十二神山とはその名の示す如く薬師如来の眷属(けんぞく)である十二神将を祭祀された霊山である。薬師如来像は右に日光菩薩、左に月光菩薩を従え、更に眷属としで十二神将が加えられる。・・・その薬師さんの十二神山を中心に右に日光菩薩を祀る日光山、左に月光菩薩を・・・(宮古市HP)

 

 

日時:2021年2月1日

 

コース:光山温泉→作業道(林道)→南西尾根→620mP→日光山→境界見出標尾根→光山温泉

 

          (岩手県)

 

 山田町の光山温泉(岳泉荘)の駐車場に車を停めさせていただき、岳泉荘の前を通り作業道(林道)から日光山に行きます

 

 光山温泉から沢沿いに作業道(林道)が続きますが、歩いて程なくして作業道が左側に大きくカーブした先の正面の小尾根に取付きました。なお日光山へは登山道は無いです

 

 作業道(林道)が左側に大きくカーブした先の正面の急な小尾根に取り付くと、境界見出票が有り薄い踏み跡も有りました。小尾根を登り切ると西側(光山温泉方面)からの尾根に合流しました。なお、光山温泉方面からの尾根は緩やかそうで顕著な踏み跡も有りましたので下山時に利用します

 

 620mPへの南西尾根の踏み跡は一旦、切通しされた廃作業道を横断します。この廃作業道は温泉からの作業道(林道)から繋がっているようです

 

 南西尾根には境界見出し標の標石などが有り、まだ薄い踏み跡が続いていますが、時々合流する枝尾根にも薄い踏み跡が有るので、下山時のルートファインディングが大変ですね

 

 南西尾根は登るにつれ岩が出て来て、連続した岩場や岩稜帯も多くなって来ました。また尾根道には小さなアップダウンも有ります

 

 踏み跡も不明瞭に なり、境界見出表も見当たらくなりましたが、当日は雪も有ったので帰路はトレースが有るので心強いです

 

幅広い尾根斜面には大きな岩塊が続けて出て来ました

 

どこでも登れる幅広の尾根ですが、大きな岩塊の脇を登ります

 

  時々痩せた尾根になり岩稜脇を通ります。岩登りに自信が有る方はこのまま岩稜歩きが楽しめそうな尾根ですが、岩稜をエスケープして脇を登ります

 

 540m?付近に南西尾根最大?の巨岩が有りました。ここは岩登りが楽しめそうな大壁ですがザイルが無いと下りが大変ですね

 

この巨岩は安全を期して左側を巻きました

 

続けて立ちはだかるバットレス状の大岩です

 

この岩も基部の左側を巻きました

 

 南西尾根の左側(北側)斜面を登り、620mP手前の尾根の肩(岩峰)に出ます

 

 620mP手前の南西尾根を登り切った尾根の肩(岩峰)の岩の上から、鯨山などの山田湾方面が望めました

 

 620mPの登りで、振り返り見る南西尾根の肩(岩峰)方面です。この付近で南側からの主尾根(左)と合流します

 

 620mPから眺める日光山方面です。620mPから主尾根を一旦下って、日光山へ最後の登りです

 

 日光山の山頂です。山頂付近は雪が多いです。当日の山頂にはピンクテープ、山名板などは有りませんでした

 

 日光山の3等三角点(点名・寺地越672m)山頂です。雪をかき分け三角点を出しました。※日光山は、以前の地理院地図では大沢山になっていて、山名が改訂?され現在は日光山になっています

 

 山頂の北側から眺める十二神山へと続く主稜線です。北側の樹林間に722mPが見えます。日光山は展望の無い山頂でしたので、速やかに往路を戻りました。※日光山と北側の無名峰722mPの山名については、私は地理院地図を優先して表現しています

 

 往路を戻って来て廃作業道を横断した先からは、境界見出し標が有る尾根を下りました
 

 境界見出し標が有る尾根をそのまま下りると光山温泉の駐車場脇に出て来ましたが、駐車場脇に有刺鉄線が有るのでその先の草藪を越えて駐車場に戻りました

 

下って来た光山温泉の駐車場脇の目の前にヤマドリがいました

 

 

          当日観た岩手のイヌワシ

当日観た岩手のイヌワシです

 

大空を舞うイヌワシです

 

明るく撮れていたイヌワシです

 

明るく撮れていたイヌワシです

 

イヌワシは遠くへ飛んで行きました