日時:2020年10月20日
コース:林道ゲート⇔林道終点⇔止まりの滝⇔はきかえ峠⇔雷滝⇔権八小屋跡
(山形県)
昨年(2019.10)に引き続き土内渓谷を歩きます。今回も長渕沢林道ゲート手前の広場に駐車し、そこから長渕沢林道を歩きました
歩いて来た長渕沢林道終点です。ここから土内川右岸沿いの山道(廃作業道?)になります
林道終点から土内川右岸の登山道を歩くと程なくして火打岳への旧道の砂利押沢口の分岐が有ります。今回も砂利押沢コース渡渉箇所を確認しに往復してきます
砂利押沢コース渡渉箇所です。反対の登山口へは渇水期の今でも膝下までの沢横断です。確認した後は土内コースへ戻ります
砂利押沢口の分岐には、鳥獣保護区の看板が有ります。神室連峰には野鳥撮影者に人気のイヌワシ、クマタカ、ヤマセミ、アカショウビンなどがいるそうです
神室権現の石碑です。付近には「止まりの滝」が有りますので、下って滝を見てみます
「止まりの滝」です
「止まりの滝」のアップです
「はきかえ峠」です
「はきかえ峠」で土内渓谷と土内コースの稜線が見えました
土内川右岸の登山道から眺める紅葉した土内渓谷です
「雷滝」です。土内渓谷中最大の滝と云われてます。登山道からチョット下ると、落差15mの立派な滝が正面から眺められます
オクビレ沢渡渉横断箇所です。右岸の下りは設置されている古いタラップを使うと沢床歩きが危険になるので、下流側に新たに縄梯子が設置されていました。昨年は朽ち果てたロープでした
支尾根の取付きに「雷滝源頭」の標柱が有ります。ここから台山尾根の権八小屋跡まで標高差500mの真っすぐな痩せ尾根を登ります。※ここは「オクビレ」と云われていますが、オクビレとはどんな意味なのでしょうか。また場所からして「雷滝源頭」の意味も良く分りませんでした
ブナ黄葉の中の急斜面の支尾根を登ります
急斜面のブナ黄葉を抜けると展望の岩尾根登りになります
展望の良い岩尾根から振り返り見ると、遠くに火打岳が見えます
岩尾根の岩の上から眺める小又山方面です
岩尾根の岩の上から眺める天狗森~小又山方面です
支尾根途中に痩せた岩尾根があります。足場が悪く東側が崩れて落ちて「蟻の戸渡し」状態ですが、眼下に土内渓谷と対岸に小又山~火打岳の神室連峰の主稜線が見えます。この岩尾根で、猛禽類の飛来を期待して休憩しました
対岸の尾根の上空をクマタカが飛んでいます
クマタカは旋回し尾根を越して来ました
こちら側へ飛んできました
クマタカは神室山の方へ飛んで行きました
ズームで見た火打岳です
ズームで見た小又山です。この後、岩尾根箇所を過ぎ展望の無い尾根になると権八小屋跡です。権八小屋跡は台山尾根の1050m付近にある蒲沢コースとの分岐です。今回は権八小屋跡から往路を戻りました