日時:2020年2月19日

 

コース:林道→沢→大盤平→322m→大森貝山→峠→谷多丸山→水戸辺川源流→林道

 

 南側の北上川から眺める南三陸町境の歩き続けている山々です。今回は大盤峠から翁倉山手前まで歩きますので、これで女・保呂羽山から横山峠までの南三陸町境の尾根道・南半分が歩き繋がります

 

                   (宮城県)

 

 水戸辺川沿いの林道に車を置き、ビニルハウス手前から、水戸辺川を渡渉横断します

 

 地理院地図に記入されている沢沿いの山道を歩きますが、山道は廃道になり崩壊しています。歩いて程なくして砂防堰堤(赤〇)が出て来て山道は遮断されています。右岸の壁を攀じ登り堰堤を越しました。※この沢沿いの道は地理院地図に載っていますがお勧めできません

 

堰堤を越し先へ進むとプレハブの廃屋が出て来ました

 

沢沿いの壊れた山道には土管などが散乱しています

 

沢上流は沢の徒渉と廃作業道を歩きます

 

沢から離れ大盤平へ藪の植林帯を登ります

 

 植林帯の小尾根を登ると、北側の林道方面からの尾根に合流しました。尾根に出るとピンクテープが有り踏み跡が大盤平まで続いていました

 

大盤平の山頂から眺める志津川湾です。先月に続き2度目の再訪です

 

 大盤平の山頂から眺める、先日歩いた保呂羽山~楯火峠方面の町境の尾根です

 

 大盤峠山頂(369m)から眺める西側の翁倉山と釣瓶山です。翁倉山には昔はイヌワシが生息していましたが、近年は飛翔も確認されて無いようです。※イヌワシが再び南三陸町に戻ってくることを目指して、「南三陸イヌワシ火防線プロジェクト」さんは、町境尾根の全線をトレイルとして整備しているそうなので、私はイヌワシと町境尾根のトレイルに興味を持ち始めました

 

 大盤平山頂から西側の町境の尾根に入ると、土塁・防火帯の道が出て来ました

 

 大盤平からは暫く、薄い藪は有るものの歩き易い、土塁・防火帯の尾根道が続きます

 

 322mピーク付近まで土塁・防火帯の尾根道が続きましたが、その先は不鮮明になりました

 

 展望の無い尾根歩きですが、この時期は左手側(南側)に北上川、そして正面に大森貝山と翁倉山を見ながら歩きます

 

ヤブ尾根道が続きますが、薄い踏み跡が有ります

 

 大森貝山の東側の鞍部付近です。正面に大森貝山が見えます。付近に廃作業道?峠道?の痕跡が有りました

 

 大森貝山へは急斜面を登りますが、九十九折れに薄い踏み跡が有りました

 

 大森貝山頂手前の樹林の中に地理院地図には記入されて無い建設省の反射板が有りました

 

 3等三角点・大森貝山(385m)山頂です。大森貝山は広い山頂で、西側尾根道には赤布、赤ペンキなどが多く続いています

 

大森貝山の直下西側に笹薮道が有りますが踏み跡が有ります

 

大森貝山からの西尾根には赤マークが多く着いています、踏み跡も鮮明です

 

 小綱木山との鞍部付近です。旧峠と云われていますので付近を見ましたが峠道らしい痕跡は有りませんでした。※小綱木山の東南に位置する大森貝山との鞍部が追波川方面へ越える古い峠道だったのではないかと想像されます(南三陸町HP)

 

小綱木山分岐への登りで振り返り見る大森貝山です

 

 小綱木山分岐には大きな標石が有りました。ここで町境尾根は直角(左)に曲がります。小綱木山方面(右)にもピンクテープが着いていました

 

 町境の乗越です。ここから町境は沢沿いに下りますが、気になる北上町(現石巻市)の谷多丸山を往復して来ます

 

 谷多丸山へは北上町へ行く地理院地図に記入されている山道を歩きます。北上町へ下る尾根から離れ谷多丸山を往復して来ます

 

 4等三角点・谷多丸山(392m)です。谷多丸山への尾根道にも薄い踏み跡が続いていましたが、この先の翁倉山へ続く尾根道にも薄い踏み跡が続いていました。山頂付近を探索した後は町境の峠まで往路を戻ります

 

 戻って来た町境の峠から、町境なりに谷多丸山の北斜面をトラバース気味に下りますが、途中崩壊箇所が数ケ所有りました

 

地理院地図に載っている道を下りますが、藪が多い廃作業道です

 

水戸辺川源流沿いの作業道?林道?に合流しましたが、崩壊しています

 

水戸辺川の徒渉と廃林道歩きを繰り返し下ります

 

 崩壊している林道です。左岸に渡り廃作業道?を進み養魚場跡に出ると、新しく砂利敷された林道終点です。林道終点で休憩をした後は、水戸辺川渓谷を観ながら林道を歩き戻りました

 

オオワシ

下山後に立ち寄った志津川湾沿いで、今回もオオワシに出会えました

 

 今回も近距離でオオワシを観ることが出来ました。志津川で越冬しているオオワシは、毎回、同じようなルートから似たような時間帯に飛んでくるので、真面目なサラリーマンのようなオオワシですね

 

 オオワシは暫く上空を舞っていました。コンデジの設定がいつものオートが勝手にSにズレていたのを気づかないで撮ってしまいました。それでも何とか撮れていました

 

オオワシは暫く上空を舞って、その後山の方へ行きました