日時:2019年10月21日
コース:林道ゲート⇔林道終点⇔はきかえ峠⇔雷滝⇔権八小屋跡⇔1150m⇔神室山
(山形県)
土内コースへの林道に有る神室山登山口の標識です。金属製の立体地図と山名板が有る立派な標識です
神室山登山口の標識付近に地元の岳人有志が建てた「銀次郎小屋」が有ります
林道を進むと途中に「この先通行止」のゲートが有りましたので、手前の広場に駐車しここから林道を歩きます
歩いて来た林道終点です。ここから土内川右岸沿いの山道(廃作業道?)になります
林道終点から土内川右岸の登山道を歩くと程なくして火打岳への旧道の砂利押沢口の分岐が有ります。※現在、砂利押沢コースを地元の方が復活整備を始めたようです。私も昔はよく利用していましたが最近は利用していません
神室権現の石碑です。付近には「止まりの滝」が有ります
土内川右岸の登山道は沢を数ケ所渡渉横断します。また少し怖い「木の根」の橋?も有りました
「はきかえ峠」で土内渓谷と周囲の稜線が見えました
登山道脇に「雷滝」の名板が置いて有りました
「雷滝」です。土内渓谷中最大の滝と云われてます。登山道からチョット下ると、落差15mの立派な滝が眺められます
オクビレ沢渡渉横断箇所です。右岸の下りは設置されているタラップを使うと沢床歩きが危険になるので、下流側のお助けロープで一旦沢床まで降り対岸へ登り返しました。なお帰路ではタラップを利用して直接登り返しました
支尾根の取付きに「雷滝源頭」の標柱が有ります。ここから台山尾根の権八小屋跡まで標高差500mの真っすぐな痩せ尾根を登ります。※ここは「オクビレ」と云われていますが、オクビレとはどんな意味なのでしょうか。また場所からして「雷滝源頭」の意味も良く分りませんでした
ブナ黄葉の中の急斜面の支尾根を登ります
支尾根途中に痩せた岩尾根があります。足場が悪く東側が崩れて落ちて「蟻の戸渡し」状態です
岩尾根から振り返り見ると、遠くに火打岳が見えます
岩尾根の大きな岩を乗り越します
岩尾根の岩から眺める小又山方面です(帰路撮影)
岩尾根箇所を過ぎると一直線の登山道が続きますが、徐々に傾斜が緩くなって来ます
権八小屋跡の標柱です。権八小屋跡は台山尾根の1050m付近にある蒲沢コースとの分岐です。ここから神室山直下の1050m鞍部まで長~く平坦な尾根を歩きます
権八小屋跡から歩いて程なくしてブナの倒木が有り登山道を塞いでいます。最近倒れたようで藪を漕ぎ迂回します
ブナ黄葉の尾根道は足下は若干泥濘がありますが歩きやすいコースです
1094m付近で遠くに神室山頂が見えましたが、展望の無い尾根が続きます
1150m水準点ピークの潅木帯を抜けると視界が開け、翼を広げたイヌワシのように神室山が見えました。山頂の手前に見えるピークは1150m展望ピークです
前神室山~レリーフピーク~神室山のパノラマコースを眺めます。先週、神室山頂から台山尾根を眺めると大型の猛禽類が舞っていましたので、今回、猛禽類の舞いを期待して来ましたが小型の鳥も飛んでいませんでした
1150m展望ピークから振り返り見る歩いて来た1094mPと1150m水準点Pです。遠くに火打岳も見えます
1150mの展望ピークから眺める神室山です。山頂直下の小屋もハッキリと見えます。登山道はこの後、一旦1050m鞍部に下ります
1050mのコルまで下り、ここから神室山頂へ一気に300m登ります。1050mの権八小屋跡から長~い尾根を歩いて来ましたが全く高度は稼いでいませんでした
神室山への登りで振り返り見る1150m展望ピークです。帰路の登り返しが気になります
神室山への登りで振り返り見る新庄盆地と鳥海山です。今回も新庄盆地は雲の下です
神室山の山頂避難小屋から眺める西側の、歩いて来た台山尾根・土内コースです。遠くに月山が見えます
神室山の山頂避難小屋付近から眺める鳥海山です。今年は10月20日も過ぎたのに、なかなか鳥海山の初冠雪が観られませんね。どこの初冠雪も遅れていますね
神室山と山頂避難小屋です
今回も神室山(1365m)は360度の大展望で、遠く東側に栗駒山~虎毛山が見えます
神室山(1365m)山頂から眺める南側の、神室連峰の最高峰・小又山~火打岳方面です
神室山の山頂から眺める、北側の(パノラマコース)前神室山~レリーフピーク・西ノ又コース分岐(右)です
神室山(1365m)山頂から北東側を眺めると、遠くに岩手山~焼石連峰~早池峰まで見えました。山頂で展望を楽しんだ後は往路を戻りました。帰路途中でも猛禽類の舞いを期待しましたが飛来は有りませんでした