日時:2019年3月5日
コース:萬世大路入口⇔滝岩上橋⇔七曲り⇔切通し⇔栗子隧道・米沢側入口
(山形県)
国道13号に「萬世大路・栗子隧道入口6㎞」の案内板が有ります。栗子隧道入口へは米沢砕石(株)の作業構内を通りますので、入口付近にゲートが有ります。※夜間と休日は車の通行は出来ないようです
萬世大路・栗子隧道入口です。米沢砕石(株)の作業構内を通って来ました。ここから栗子隧道入口まで旧街道を4㎞歩きます。今回は栗子隧道の氷筍を観に、萬世大路米沢側に10年ぶりに来ました
滝岩上橋です。「万世大路・滝岩上橋 これより栗子隧道まで4.1㎞」の標柱と「夜間(午後5時~朝8時)と休日は閉鎖します」と書かれた告示板が有ります
滝岩上橋を渡ると「万世大路・滝の沢 明治天皇御駐車箇所」の標柱が雪の中から出ていました。※万世大路とは山形県の初代県令(現在の知事)の三島 通庸(みしま みちつね)が完成させた街道です※県HP
「万世大路・明治の泉」の標柱です。米沢側の万世大路の要所には2008年頃から標柱などが整備されていました
旧街道に有る、車両進入禁止のゲートです
「万世大路・ななむずり」の標柱です。「ななむずり」とは七曲りの事です
七曲り(ななむずり)の「一のむずり」です。旧街道はこの付近で七回曲がるのでショートカットして行きます
七曲りのショートカット途中で振り返り見る、米沢砕石作業場と削り取られ採石されている山(右)方面です。将来この山は無くなってしまうのでしょうか
旧街道脇に有る「万世大路・太助茶屋跡」の標柱です
旧街道脇の支沢にデブリが発生していました
旧街道を振り返り見ます
旧街道に新たに設置されていた「切通し」の標石です。以前は「掘割」と呼んでいたようですが?
見晴し台付近です。栗子山~1202m峰などが見え始めました。栗子山塊の最高点は栗子山ですが、個人的には鋭鋒の1202m峰が主峰に見えてしまいます
鋭鋒の1202m峰を観ながら歩きますが、山側斜面のブロックが気になります
当日の雪面はクラストしておらず、前日の新雪が10㎝位積もっています。※正面の1202m峰を地元では大杭甲などと呼んでいるようですので、明確な山名が欲しい所ですね。1202m峰の南側に山名の無い三角点名・杭甲山(1111m)も有りますので、これらを含めて山名が有ると分かり易いですね。なお、三角点名と山名が一致してない山は結構ありますね
栗子隧道の手前で眺める、栗子山と1202m峰方面です
万世大路をショートカットし急斜面を登ります。正面は鋭鋒の1202m峰です
振り返り見るショートカットした急斜面です
栗子隧道が見えて来ました
栗子隧道手前から眺める栗子山方面です
昭和に開通した栗子隧道(左)と明治に開通した栗子山隧道(右)の米沢側入口です。現在、どちらも隧道内は落盤して福島側へ通行不能です
始めに明治の栗子山隧道の氷筍を観賞します。隧道の入口は雪に半分塞がれていました。隧道内は落盤していますので自己責任で入ります
明治の栗子山隧道内の入口付近の氷筍です。高さ2m位有ります。外気の影響を受けやすい入口付近は大きくなり易いのでしょうか。※洞窟や坑道内の氷筍は入口が塞がれてしまうと小さくなると言われています
栗子山隧道内から振り返り見る入口付近の氷筍と入口方面です。沢山氷筍が出来ています。隧道の天井にクラックが増えたのでしょうか?
明治の栗子山隧道内の奥の方の氷筍です。奥の方は気温の変化が少ないので氷筍が小ぶりです
明治の栗子山隧道内の奥の方から振り返り見る、氷筍と入口方面です。この後、昭和の栗子隧道へ行きます
昭和の栗子隧道入口です。こちらの入口も雪に半分塞がれています。また、隧道内は落盤していますので自己責任で入ります
昭和の栗子隧道の奥に氷柱が、さらにその奥に氷筍が出来ているようです
昭和の栗子隧道内の氷柱です。天井の穴から漏れ出る水で出来ているようです
昭和の栗子隧道内の氷筍です。隧道天井のコンクリートが崩落した所に出来ていました
昭和の栗子隧道内のさらに奥には、小さい氷柱と氷筍が出来ていました。なお、隧道内は劣化したコンクリート壁から鉄筋などが出ているので注意が必要でした
昭和の栗子隧道内から振り返り見る、氷柱と氷筍と入口方面です。天井の崩落の心配が無ければゆっくりしたい所です
昭和に出来た栗子隧道内に、隣の明治に出来た栗子山隧道の名板が有りました
氷筍など観賞をし、振り返り見る昭和の栗子隧道です。隧道前で栗子山などを眺めながら休憩をした後は往路を戻りました