Another Half Moon

Another Half Moon

そういうこと。

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近頃私の周りでは、出産や結婚などのおめでたいニュースをよく耳にします。

思うように進まない現実と戦いながら、それでも膝を折らない人もいます。

永遠を誓って歩き出した二人、願わなくても人は変わっていくものです。

だけど私にはまだよくわからないよ。

不安を捨てて信じることを選べる強さ。

「人にしてもらいたいと思う事は何でも、あなたがたも人にしなさい」と聖書には書いてある。

自分がしてもらいたいことも、自分がしたいことも、

今していることが自分のしたいことなのかどうかも、私にはまだよくわからない。

私を生かす環境が変わって、

私自身も大きく変わっていったけれど、

やっぱり幸せは幸せで、愛は愛なのだと思います。

今の私にはまだ遠すぎる。

それでも、先に大人になっていく友達を素直に応援したい。

いつ出逢えるとか、いつ幸せになれるとか、自分だけが決められることではなくて、

それは今をやり遂げた人にだけ巡ってくるステップなんだろうね。

私は傷付けた分だけ、クリアしなきゃならないステップが多い筈だから、

逃げ続けなければ何時かはきっと辿り着けるよね。

其れはきっとゴールではないけれど、今より人を愛せる自分で在りたい。

愛するとことは信じることで、信じることは愛することだと思うから。

取り戻してみるよ、昔の私よりうまく愛せるようになって。

捨ててしまったものは戻っては来ない。

吐き捨ててしまったことは元には戻せないから、新しく作っていくしかないんだと思う。

だけど、なくしてしまったものなら急に帰って来る事もあるのだ。

何度でもやり直さなければ生きてはいけない。

成功ばかりを繰り返す人なんていない筈だから、私も懲りずに頑張るよ。

今度は“素敵な人”じゃなくて、“素敵な自分になれる相手”をね。



本当に、おめでとうございます。


私が小学生の頃、毎朝7時に目を覚まして、学校へ行く時間はいつも決まって7時44分でした。

あの頃の私は何故か、テレビの右上に並ぶ7:44という数字に美しさを感じていたんです。

それが遅刻ギリギリの時間だったという訳でもなく、なんとなく好きだったんでしょうね。

時間はたった1分過ぎるだけで、その並びが変わってしまいます。どうせならもっとキリのいい並びにすればいいのに。

7+4=11 の気持ち悪さが嫌いな人は少なからず居るのではないでしょうか。「7:44」数字を足すと 7+4+4=15 で少しは綺麗な気がしませんか?

そうやって、謎の気持ち良さを見届けて毎朝登校していました。

今も昔も、時間というものは一定のリズムで流れていて、人によっては時間単位で、あるいは分単位で生活しています。

ところで、「時が流れる」という言葉はよく耳にするフレーズだと思いますが、これってなかなか素敵な表現だと思うんです。

刻一刻と迫るなんて云うように、刻むという文字を使わずに、流れるという文字を使って、時間が過ぎて行くことを巧く表していると思うんです。



時間を気にせずのんびり過ごしたい。こう思うことがあると思います。だけど、残念ながらそうはいかない毎日がほとんどでしょう。

外で遊んで暗くなったら帰る。幼い頃とは違い、何時の間にか時間を気にしない人は居なくなりましたね。

あちこちにある時計の中でも、一番見るのは腕時計だと思います。それは自分だけの時計とも云えるでしょう。

だから、気に入った腕時計をつけていると、時間を見るのが少しだけ楽しくなるような気がするんです。

腕時計って信じられないくらい高いものから、子供でも手に入る安いものがあるじゃないですか。

だけど、どんな人でもさっきのような楽しみが、少なくともひとつはありますよね。

時間は平等というのだから、どんな時計にもまた、新しい時計で時間を見るという楽しみが、おまけのように付いてきているように思います。

私も最近、新しい時計を買いました。誰かのプレゼントでもらった時計、就職祝いでもらった時計、頑張った自分へのご褒美で買った時計。いろいろあると思います。

それが見慣れてしまった時計でも、もう一度、時間だけではなく、時計を見てみるのも良いかもしれませんね。

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