それでは続きです。
これまでのまとめ
アメリカの病院で未破裂脳動脈瘤のアンギオを受けた時の話。
朝5:30に受付して7:30にアンギオ開始のはずが病棟スタッフの方のお一人が同日の早朝お亡くなりになったという異例の事態で車で10分の別の病棟に移動しました。
そこから更に緊急にドクターヘリで運ばれた患者さんを優先ということで計8時間待ちの後、15:30にようやくアンギオ始まりました。
いよいよ!
アンギオが始まりました。
アンギオは手術室で担当医や検査技師、看護師さん含め総勢6人で行われました。
オペ室は広く、なんとドクターXさながら、ガラス張りの司令室?みたいなのも見えました。あんなに高い位置じゃなく床が50〜70センチ高いかな?って感じでしたけどね。息を止めて!みたいな指示は担当医の先生がそこまで行ってはマイクで指示し、また慌ただしく手術台まで帰ってくるということを繰り返しておられました。
この先生、朝6:30にお会いして、先生ご自身も車で10分のこの病棟まで移動され、先生は私が寝転んでテレビを見ていたこれまでの8時間、手術と検査をずっとされていたのです!でも私のアンギオには疲れを一切感じさせない爽やかな笑顔で登場され…先生始め医療関係者の方々に改めて感謝してもしきれないなと感じました。
びっくりしたのは、手首からカテーテルがうまく入らない場合に備えて鼠蹊部も準備・消毒されたことです。このことは知らなかったものの一応脱毛したり自分なりに色々準備しておいてよかった😅
そして予告通り40分ほどでアンギオ終了。手術台から移動用ベッドに自力で移るよう言われます。
ここで先生が手を差し出し「私の手につかまっていいですよ」とおっしゃったのですが(しかもさっきまでカテーテル入ってた右腕側)、お断りするのも悪いかなとつかまったからか、後で出血なかなか止まりませんでした。まあこのことが関係ないにしろここは丁重にお断りし、肘で体重を支えた方がよかったのかなと感じました。検査後はとにかくカテーテルを入れた方の手、腕は使ってはいけませんね。
移動用ベッドでナースステーションと同室の控室へ。ここで手首カテーテルの患者は1時間待ちカテーテルを入れた部分から出血ないのを確認後帰宅が許されます。鼠蹊部からカテーテルの方は3、4時間待機後帰宅です。日本では鼠蹊部の場合6時間安静のようですね。隣のベッドの80代くらいのおばあちゃんも鼠蹊部からだったようですが麻酔覚めて1時間くらい(計4時間待機後くらい?)でスタスタ歩いてご帰宅なさってました。まだ患部には麻酔が効いていたのかもしれませんが、さすがアメリカ人は強い💦と感じた出来事でした。
おばあちゃんのパワーにも圧倒されましたが、更にびっくりしたのは検査後待機中にスナックと飲み物が提供されたのですが、そのラインナップが
・ドリトス
・チートス(チーズ味スナック)
・ポップコーン
・クラッカー
・コーラ
・ジンジャーエール
・お水
だったことです!皆さん少なくとも半日は絶食されているところ、いきなりドリトスとは!
↓ドリトスです。ジャパンフリトレー社様のサイトから拝借しました。
そして例のお隣のおばあちゃんはポップコーンか何かをバリバリと元気に召し上がってました💦やはりお強い💦
私はお水、コーラ、クラッカーを頂き出血がやっと止まった更に3時間後、午後7時を過ぎた頃やっと病院を後にしたのでした。
長くなってすみません。
読んでくださってありがとうございました😊