JR日南線の終着駅、志布志に旅して来ました。

 

1日目

志布志駅は旧国鉄時代、大隅線の起点駅であり、志布志線、日南線のジャンクションでした。

1987年3月に第2次特定地方交通線の大隅線、志布志線線が相次いで廃止され行き止まりとなりました。

 

いつものように宮崎神宮駅から出発します。

 

まずは飫肥駅で途中下車。 

九州の小京都と言われる城下町を散策しました。

 

 

 

藩校 振徳堂

 

 

 

飫肥を歩いて気づいたのですが、朝の慌しい時間帯でしたが、地元の人も車も観光客を優先します。 
写真を撮っていると、止まって待っていてくださいました。
みなさん気持ち良い挨拶をしてくださいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飫肥城 大手門 
テレビで良く見る場所ですね。

 

 

 

 

 

 

 

こだま屋の天ぷらを購入。 

 

1枚から袋に入れて売ってもらえます。

1枚130円です。 

独特のふっくらした豆腐感、揚げたてです。 

美味しかった。

 

油津駅で、列車を乗換えます。

 Carp駅です。

 

 

 

ホームには上りと下りの、2台のキハ40が並んで止まっていました。

 

列車は油津港を過ぎました。

 

大堂津駅で降ります。

 

隈谷川橋梁

 

 

 

大堂津海水浴場の踏切

 

 

 

大堂津海水浴場

 

 

 

 

 

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幸商店

 

知る人ぞ知る「幸商店の塩辛」です。 
買って帰りたかったけど、今回は列車の旅なので残念です。

 

次に榎原駅で下車。 
よわらと読みます。

 

 

 

榎原神宮 
宮崎県有形文化財に指定されています。 
まずは楼門。

 

こちらは、鐘楼

 

本殿

 

御神木の夫婦楠 

手前が男楠で奥が女楠。

 

次に、飫肥杉の蔵元、井上酒造さんに来ました。 

実は、榎原郵便局の局長さんに見学を勧められました。

 風景印をもらいに立ち寄ったのです。 

局長さん自ら、直接電話をかけて予約して頂きました。 

ありがとうございました。

 

水源の湧水です。 

NHK朝の連ドラ「わかば」のロケ地です。

 

材料の芋を加工中

 

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グツグツと醗酵中でした

 

これが、減圧蒸留タンク 
奥のタンクで沸かして、手前のタンクに落ちてきます。

 

 

タンク内で35度の原酒が滴ってました😋 

酒蔵内には芋焼酎の香りが漂っていて、飲んだ気持ちになりました。

 

構内でチョウザメの養殖もしてました。 

チョウザメは思っていたより大きかったです。

暴れて飛び跳ねると、ちょっと怖かったです。 

ちなみに、オスはマリックス(宮崎市内のホテル)に出荷されてしまうそうです😅

 

お土産に焼酎を頂きました。 

お忙しい中、丁寧に説明していただきありがとうございました。 

横の早生みかんは榎原郵便局の局長さんに特産品だと勧められ、郵便局隣りの物産店で買いました。

美味しかったです。

 

 

 

 

 

駅に戻り、待合室に置いてあった寄せ書きのノートをめくると、とても素人が描いたとは思えない綺麗なページを見つけました。 

調べてみると、榎原駅を題材にした「ひなもりよわら」というキャラクターの作家さんみたいです。 

ちなみに「ひなもりよわら」の設定は、宮崎県南部のJR線を引き継いだ「邦工房鉄道(略称:KR、邦鉄)」の新入社員だそうです。 

改めて駅の待合室を見渡すと、邦鉄(架空の鉄道会社)のポスターが貼ってあり、同人誌やぬり絵帳などいろんなグッズが汚れないようにクリアケースに入れて置いてありました。 

JRの駅なのにキャラクターの異空間に居る感覚になりました。 

駅ノートもこの作家さんが置いたものでしょう。 

いろんな鉄道マニアがいるものだと感心しました。

 

もう邦鉄の駅にしか見えなくなりました。

南郷駅から先の廃線のうわさも聞きますが、その時は是非邦鉄に引き継いでもらいたいものです。

 

次に降りたのは福島高松駅です。 

 

長浜海水浴場

子供の頃、都城から国鉄志布志線で、キャンプをしに来た思い出があります。

 実に40年振りに訪れました。

 

 

 

こちらは、最近出来た「高松海水浴場のキャンプ公園」

芝生が綺麗です。

 

 

 

 

 

遠くに志布志港に停泊中のサンフラワーが見えました。

 

福島高松駅に戻るとすっかり日が暮れました。

日南線の宮崎県最後の駅で宮崎県最南端の駅です。

秘境感が伝わりますでしょうか?

 

列車が来ました。

 

終点の志布志駅です。

 

駅の改札口の真正面に列車 終着駅ならではの情景です。

 

 

 

今日の〆は此処にしました。

 

馬刺しと鳥刺し 鹿児島の甘い醤油が美味しかった。

 

 

 

 

 

鰻は大隅半島の特産品。 

最近は宮崎より有名になりました。 

居酒屋のメニューにも有りました。 

ハーフ丼、1,200円を注文しました。

 皮もパリパリ香ばしく焼き上がっていて美味しかったです。 

この後カウンターで飲んで居た、大崎町のご夫婦と仲良くなり、焼酎をご馳走になりました。 

お互いの地元の話で盛り上がり、遅くまで飲みました🍶 

旅の醍醐味ですね。

 

料理はマスターが一人で仕切っていて、全て美味しかったです。

メニューにあったチャーハンの味も試したくなりました。

思った通り、しっとり美味しいチャーハンでした。

お腹いっぱいなので、これは宿に持ち帰ることにしました。

おすすめのお店になりました。

 

今日は中秋の名月、お月さまを眺めながら宿まで歩きました。

おやすみなさい💤

 

( 1日目終了)