2泊3日の「南九州 ローカル列車🚃の旅」

 

最終日は日豊本線宗太郎峠越え

 

佐伯港に朝日が登りました。
楽しかった3日間も最終日 、
荷物をまとめて駅に移動します。

 

最終日は普通列車で宗太郎峠を越えるのが目的です。

 

普通列車で通る九州最難関区間、宗太郎峠越え 
最難関と言われる所以は、県境を越える普通列車が1日1本しかないためです 。
しかも、6時18分の始発のみです。
 (特急は1時間に1本程度運行しています)
 

始発の列車がプラットフォームにゆっくり入線して来ました 。

普通列車ですが、787系の特急車両が使われます。

しかも九州で唯一普通列車のグリーン車付きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駅員さんとしばし歓談して佐伯駅を後にします。

 

 

 

クロハ786 

制御・グリーン・普通車/787系特急車両

 

 

 

4両編成ですが、乗車できるのは先頭車両の1両のみです。

 

先頭側の半分がグリーン車で残り半分が普通車両になります。

 

このガラスの区画の向こう側がグリーン車です。

 

 

 

 

 

特急車両を使っているので、座席の質感が良いです。

 

 

 

グリーンきっぷは車内で車掌さんから購入しました。

 普通列車のグリーンなので乗車券は「満喫きっぷ」が使えるのですが、距離が短くもったいないので購入しました。 

ちなみに佐伯駅から宮崎神宮駅までの営業キロ数は139.6km。 

運賃は140kmを超えると330円上がります。 

それに気付いたら、なんか得した気分でうれしくなりました。

 

大分県側の宗太郎駅を過ぎて

 

 

 

宮崎県側の市棚駅に到着 

無事に宗太郎峠を越えて宮崎県に入りしました。

ちなみに最難関区間は、直川駅を過ぎて川原木信号場から重岡駅の区間で、20‰の勾配が6km続きます。

車窓の景色も広がり日向灘が近づきます 。

延岡の町に入りました。

 

旭化成の大煙突

 

1時間10分で延岡駅に到着しました。

 

 

 

新しくなった駅舎には蔦屋書店も入ってます。

 

今回の旅の最後の車両は713系でした。

旧国鉄で製造された鋼鉄製の電車、現在は2編成しか残っていない希少車両です。

 

耳川の河口を渡りました。

 

宮崎神宮駅に帰って来ました 。

南九州一周の旅は無事に終了しました。

 

(完)