名古屋・犬山・知多 5日間の旅
4日目はトヨタ博物館を見学し知多半島先端の師崎まで移動しました。
市営地下鉄で藤が丘駅に移動して、
モーニングを頂きました。
ここからリニモで移動
使うきっぷはこれ「Linimo1Dayフリーきっぷ」です。
日本唯一の磁気浮上式鉄道。世界でも2ヶ所しかないそうです。
2005年愛知万博の会場アクセス用に建設され、軌道法に基づく軌道として特許されました。
レールと車体が8mm浮いて走行します。無人運転です。
走行前に車体を浮かせた時、若干フワフワ感を感じますが走行中はそれもなく、騒音、振動も小さく快適でした。
芸大通駅に到着。
目の前にトヨタ博物館が見えます。
徒歩で移動します。
館内に入って、一番最初に迎えてくれた車は1600GT 1967年
2000GTに似たエンブレム
次に博物館中心のシンボルゾーンに鎮座する、トヨタ初の量産型AA型レプリカ 1936年
後ろのレリーフはC53型蒸気機関車「特急つばめ」と競争しています。
初期はトヨダなんですね。
10:15 クルマ館ガイドツアーの開始です。
所要時間は60分
以降の説明文はトヨタ博物館のホームページから引用しています。
ベンツ パテントモートルヴァーゲン 1886年
内燃機関で走行する世界初の自動車
こちらも自動車です
ド ディオン ブートン 13/4HP トライサークル
ロールス・ロイス40/50HP シルバーゴースト 1910年
ロールス・ロイスの最高傑作
一つ々々の部品の作り込みに圧巻されます。
助手席下に専用のメンテナス工具が収納されている。
フォード モデルT ツーリング 1909年
大量生産システムで大衆化を果たす
キャデラック モデルサーティ 1912年
セルフスターターモーターによる始動装置によりクランクハンドルによる始動から開放されました。
電気式ヘッドライト
プジョー べべ 1913年
ミニマムなオープン2シーターがフランスの大衆に自動車の楽しさと便利さを教えた。
エントーレ・ブガッティの設計
モーリス オックスフォード 1913年
モーガン エアロ 1922年
バックボーンシャシーの先端にバイク用Vツインエンジンを取り付け、ベベルギアを介して後輪1輪を駆動
大衆のためのスポーツカー
デソート エアフロー 1934年
空力を考慮した流線形のフォルム
今見るととても良いのですが、進歩的すぎて当時は売れなかったそうです。
シボレー マスターシリーズDA 1934年
燃費の良い直列6気筒エンジンはトヨダAA型も参考にしたそうです。
メルセデス・ベンツ 500K 1935年
スーパーチャージャー付直列8気筒OHVエンジンと
前輪独立懸架を持つ高度に洗練されたツアラー
コード モデル812 1937年
ラジエターをエンジンルームに納め、リトラクタブルヘッドライトを持つ
ブガッティ タイプ57C 1938年
アルミ製ツインカムエンジン スーパーチャージャー
俊足、実用、優雅、上品
パッカード トゥエルブ ルーズベルト大統領専用車 1939年
信頼性と豪快なパワー
12気筒エンジンが乗せられた最後の年
キャデラック シリーズ60 スペシャル 1948年
自動車業界初の曲面ガラスとテールフィン
その後の世界の自動車デザインに大きな影響を与えた。
シボレーコルベット 1953年
ヨーロッパに対抗しGMが投入した、アメリカ最初の量産スポーツカー
スタイルは本格的なロードスターだが動力性能はまだまだ不十分
メルセデス ベンツ 300SL クーペ 1955年
世界初のガソリン直噴エンジンと特有のガルウィング
フォード サンダーバード 1955年
シボレー・コルベットと並びヨーロッパ製スポーツカーに対抗して投入した。
トヨペット 初代クラウンRS型 1955年
トヨタが純国産にこだわり、日本に合ったサイズと装備を追求して作った車。
国産車のモータリゼーションの出発点。
この車に王冠の名を与えたトヨタの自信が伺える。
キャデラック エルドラド ビアリッツ 1959年
クロームメッキを多用したバンパー一体グリル
巨大なテールフィン
ジェット機の噴射口をモチーフにしたテールライト
エアサスペンション
パワーステアリング
1950年台のアメリカを象徴するクルマ
プリンス グロリア スーパー6 41型 1964年
ヤマハ製のアルミシリンダーヘッドによる、国産市販車初のOHVを採用した6気筒エンジン
トヨタパブリカ UP10型 1961年
ダットサン ブルーバードP411型 1965年
トヨタ スポーツ800 1965年
トヨタ2000GT MF10 1967年
ジャガー Eタイプ ロードスター 1965年
マツダ コスモスポーツL10B型 1969年
世界初の量産型ロータリーエンジン
いすゞ117クーペ PA90型 1970年
いすゞは乗用車部門から撤退しているが、ジウジアーロのデザインのこの車は今でも熱烈なファンが多い
アウディ クワトロ 1981年
高性能車の4WD化の先駆け
WRCの歴史を書き換えた車
LEXUS LFA 2009年
4.8L-V10エンジン
カーボンモノコックシャシー
世界限定500台
トヨタ ランドクルーザー FJ25L型 1957年
トヨタはこの車から海外への本格的な輸出を始めた。
今でもランドクルーザーはトヨタの代名詞。
お蔵出し展を覗きます。
ニッサン スカイライン GTーR 1970年
S20型エンジンを搭載し、前人未踏の通算52勝
2,000cc直列6気筒DOHCは当時高性能エンジンの代名詞
シボレー C2コルベット スティングレイ 1963年
スプリットウィンドウは1963年の1年間のみ生産された希少車
ブガッティ T35
実車の展示は有りませんでしたが、ミュージアムショップにミニカーが有りました。
休憩して、コーヒータイム
トヨタ ライトバス 1963年
13:00からはクルマ文化資料室のガイドツアーが始まります。
こちらの所要時間は30分です。
1/43ミニチュア模型で18世紀中頃から現代までの自動車の歴史をたどる。
自動車の前を赤い旗を持って先導する人
そういう法律があったそうです。
カーバッジ
自動車雑誌・カタログ
1985年パリ自動車ショーのポスター
カーマスコット
ブリキ製玩具
左のドイツ製より、右の日本製の方が精密です。
日本人が元来持ち合わせていた繊細なもの作りと改善の精神が高度経済成長を支えたのでしょう。
家内工業で作っています。
大阪万博仕様のライセンスプレート
クルマを題材にしている各種メディア
車が登場する楽曲は意外に多かった。
トヨタ博物館を後にして、師崎に移動します。
名鉄河和線の終点、河和駅に到着
ここから南知多町のコミュニティバス「海っこバス(右回り)」で師崎へ移動します。
今日の宿「かね万別館」
部屋からは師崎港が目の前でした。
ちょうど、日間賀島からのフェリーが入って来ました。
夕食はここ「活魚料理ことぶ喜」
本日の刺身は、ほうぼう、舌平目、鯛
アジフライとエビフライ
イカのキモいため
地酒は半田市の國盛
めかぶ味噌
茶碗蒸し
ブリの揚げてり
とても美味しかったです
宿に戻ります
部屋から見える三河湾の夜景は、対岸の渥美半島の灯りが綺麗でした。