こんばんは。
平野啓一郎「本心」読了しました。
2040年代の日本が舞台。近未来です。
母を亡くした主人公が母のVF(ヴァーチャル・フィギュア)を
作ります。
これがもうびっくり。
AIでリアルに人間を再現する装置?です。
母は「自由死」を望んでいて、主人公はそれが
理解できない。
苦悩を深める主人公ですが、いくつかの事件と出会いを
経験して、徐々に変化し、成長していきます。
登場人物たちが個性的で、なかなか面白いのです。
主人公のお仕事がまたすごい。
リアルアバターなんです。
顧客の指示通りに行動するというお仕事。
そして主人公が知り合う若者はアバターデザイナー。
超お金持ちです。
そう、この時代は苛酷な格差社会。
あー、近未来は本当にこんな感じなのかも、
と思わせる。
物語は想像以上の展開を見せて、ラストは明るく
とても前向きで、すごくうれしかった。
どんな時代になっても、人とのつながり、関わりが
人を救うのかな、と思いました。
それではまた!
