「本心」 | 日光暮らし四季折々

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東京生まれ、東京育ちの私が、2013年に夫と二人で栃木県日光市に移住してまいりました。この地での四季折々の暮らし、仕事や趣味のこと、たまに病気のことなど(2度のがん経験者です)、そして大好きな奥日光について綴ります。

こんばんは。

 

平野啓一郎「本心」読了しました。

 

2040年代の日本が舞台。近未来です。

母を亡くした主人公が母のVF(ヴァーチャル・フィギュア)を

作ります。

これがもうびっくり。

AIでリアルに人間を再現する装置?です。

母は「自由死」を望んでいて、主人公はそれが

理解できない。

苦悩を深める主人公ですが、いくつかの事件と出会いを

経験して、徐々に変化し、成長していきます。

登場人物たちが個性的で、なかなか面白いのです。

 

主人公のお仕事がまたすごい。

リアルアバターなんです。

顧客の指示通りに行動するというお仕事。

そして主人公が知り合う若者はアバターデザイナー。

超お金持ちです。

 

そう、この時代は苛酷な格差社会。

あー、近未来は本当にこんな感じなのかも、

と思わせる。

 

物語は想像以上の展開を見せて、ラストは明るく

とても前向きで、すごくうれしかった。

 

どんな時代になっても、人とのつながり、関わりが

人を救うのかな、と思いました。

 

 

 

 

 

それではまた!