こんばんは。
佐川光晴「日の出」読了しました。
日露戦争から帰国後すぐに亡くなった父の姿を見て
徴兵忌避を決めた主人公。
鍛冶職人となり、各地を転々としながら波乱の人生を
歩みます。
いつでも逃亡できるような生き方、そんな中でも
出会いがあり、大切な人ができていく。
ピンチあり、助けあり、大地震もあり波瀾万丈です。
そして現代を生きる彼のひ孫にあたる女性の物語も
平行して描かれます。
中学校の教師になった彼女が仕事で直面する問題や
恋愛、家族のことなど…
作者が訴えたいことはよく分かる、けど
ふたつの時代、ふたつの物語が行ったり来たり
するのはなんか読みにくかったです。
できれは男性の怒涛の人生を一気に描く大河小説に
してほしかったかなー。
そしてまだまだ途中な感じで終わってしまったので
最後まで物語を続けてほしかったです。
などと、色々言いましたが、ピンチにハラハラしたり
意外な展開に驚いたり、人間の強さ、優しさに感動したり、
良い作品でした。
それではまた!
