「日の出」 | 日光暮らし四季折々

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東京生まれ、東京育ちの私が、2013年に夫と二人で栃木県日光市に移住してまいりました。この地での四季折々の暮らし、仕事や趣味のこと、たまに病気のことなど(2度のがん経験者です)、そして大好きな奥日光について綴ります。

こんばんは。

 

 

佐川光晴「日の出」読了しました。

 

日露戦争から帰国後すぐに亡くなった父の姿を見て

徴兵忌避を決めた主人公。

鍛冶職人となり、各地を転々としながら波乱の人生を

歩みます。

いつでも逃亡できるような生き方、そんな中でも

出会いがあり、大切な人ができていく。

ピンチあり、助けあり、大地震もあり波瀾万丈です。

 

そして現代を生きる彼のひ孫にあたる女性の物語も

平行して描かれます。

中学校の教師になった彼女が仕事で直面する問題や

恋愛、家族のことなど…

 

作者が訴えたいことはよく分かる、けど

ふたつの時代、ふたつの物語が行ったり来たり

するのはなんか読みにくかったです。

できれは男性の怒涛の人生を一気に描く大河小説に

してほしかったかなー。

そしてまだまだ途中な感じで終わってしまったので

最後まで物語を続けてほしかったです。

 

 

などと、色々言いましたが、ピンチにハラハラしたり

意外な展開に驚いたり、人間の強さ、優しさに感動したり、

良い作品でした。

 

 

 

 

それではまた!