白石一文「君がいないと小説は書けない」読了しました。
作者の自伝的小説、とのことですが、なんだか
主人公とその妻が、なかなか変わっていて
感情移入しづらかったです。
主人公がしばしば「女性というものは○○なものだ」
という言い方をするのがまた気になって。
そういう決めつけ?みたいなのって苦手です。
そんな中、主人公は大手出版社の編集者だったのですが
主人公を取り巻く先輩や同僚、そして他社の編集者、
あと作家の方々が実に個性的で魅力的でした。
彼らの生き様、そして死に様が面白く読めました。
あと、作中に作家・立原正秋さんの名前が出てきて
とても懐かしかった。
私の亡くなった母が大好きで、実家に何冊も作品が
ありまして、私もいくつか読みましたよ。
出版業界の裏話、みたいな面白さもありました。
