個人で保護犬の活動をしている従妹の元に
先日動物病院から連絡が入りました。
秋田犬の子犬を保護できませんか、といった内容だったそうです。
そのワンちゃんはとあるブリーダーが
処分して欲しいと動物病院へ連れてきたワンちゃんでした。
何故処分して欲しいという事になったのかと言えば
その子犬の後ろ足が欠損していたからだというのです。
そのブリーダーの意見はチャンピオン犬の子供にこんな子が
生まれたのは汚点になるからだと言うのです。
汚点?
ブリーダーにとってはこういう子が生まれた事実は隠ぺい
すれば済むという、そういう事ですか?
従妹は動物病院からの連絡に即答でした。
いつもなら保護し慣れさせ譲渡先を探す事をしている従妹
ですが、彼女の中でやりきれない心の痛みをぶつける様に
我が家の子にします、と断言していました。
私は何度も何度も言いますがブリーダーさんの存続には
疑問を感じています。
血統を守る為のブリーダーでさえこんな事をしている。
勿論きちんとしているブリーダーさんもいらっしゃるのも
知っています。だからこそ、ブリーダーさんの在り方を
国できちんと管理して欲しいと願っているのです。
ブリーダーさんは国家資格とし管理が出来ないかたは
資格剥奪するくらいでなくてはならない。
「命」の重さを国レベルで考えるべきだと私は思っています。