昨日から急に涼しくなりました。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものです。
日に日に空が青くなり、さっぱりした風が吹くようになり、秋の気配が濃くなってきました。
今日は11時から検査員の方が来てくださって、配筋の検査が行われました
図面を確認しながら、建物の位置、配筋の間隔、深さをメジャーで測って確認してくれます。
配筋は平面上は30cm間隔、高さ方向に伸びるものは15cm間隔で規則正しく並んでいます。おうちの中央部は強度を出すために社長さんがこだわって、深いところまで配筋を通してくれています。
ひと固まりになった配筋は一定間隔に置かれた小さなコンクリートの台に載って地面から浮いています。これはコンクリートを流したときに配筋がコンクリートの断面の中央を通って設計値通りの強度を出すためだそうです。
こうして交差しているところの1つ1つ全てが、1つ残らず小さな針金でかわいらしく結ばれているのを見ていると、コンクリートに埋めてしまうのがもったいないような気持ちになったりして…
検査員の方曰く
「珍しいね~。最近は構造計算しないで表を見て配筋を決めるから、この鉄筋の間隔ってあんまりないよね~。」
とのこと。
ん??構造計算しないで表を見て決める?
何のこっちゃ??と思いつつ……ハウスメーカーは各社それぞれ間取りによって標準の配筋の方法などを決めて虎の巻(ノウハウ)を持っているのかな??などと想像したりしていました…。
(あくまでド素人の想像なので、実際のところはわかりません。)
もちろん佐藤ホームさんでは、わがままなお客さん(私です
)の要望通りの間取りと強度を実現させるために、社長さん自ら構造計算して、配筋も工夫してくれます
基礎もワンオフです
素晴らしい
私が社長さんに間取り案のスケッチを渡した後、スケッチ通りの図面(間取り案の清書のようでした
)が出てきたのは、基礎にまで社長さんなりの工夫があったからかもしれません。
社長さんの設計力に感服です
「注文住宅」と言えども、ここまでわがままなお客さん(これも私です
)の要望に応えてくれるのは、社長さんの住む人への思いやりと設計力と家づくりへのこだわりがあるからこそだと思います。
間取り以外にも、最初の設計段階から、階段の段数や角度、三角の段がないように…、などのことから、1Fの天井の高さまで指定させていただきました。
また、リフォームでオーニングや太陽光発電をつけられるようにしておきたい、床下などちゃんとメンテナンスできるようにしておいて…などの要望も出しました。
階段が暗いのが気になるけど、どうしようもないし…と愚痴のような相談(というかつぶやいて)みたこともあります。
こだわり過ぎてわがままを言いましたので、(これからもまだまだ言うと思うんですが…) 完成したら社長さんに謝らないといけない気さえしてきます。。。
しかし、社長さんは、私がダメもとで相談してみたことのほとんどを解決してくれました 
…って脱線しましたが、、、
検査員の方は親切で、好奇心旺盛なオバサンのために検査の説明をしながら進めてくれました。
これから、上棟後におうちの構造の検査があり、完成時にまた検査があるそうです。
きちんと検査してくださるので、安心して住めます。
お世話になり、ありがとうございました。またよろしくお願いします
検査の後、佐藤ホームのSさんが今後の工事の予定について詳しく説明してくれました。
知らなかったけど、まだまだ上棟までにいろいろな工程があるんですね~
また明日からこっそり現場に通って写真を撮ります
Sさんは工事の説明をしてくれたり、質問にも答えてくれるので、不安なことは何でも訊けますし、職人さんや検査の方とのやりとりも円滑に進めてくれています。
頼りになるSさんがいてくれて、現場のことは安心です
本当にいつもありがとうございます
完成までよろしくお願いします