ジェネリック医薬品って本当に同じ?先発薬との違いをわかりやすく解説! | アラサー薬剤師、日常のブログ

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時々ではありますがためになることも発信できればと思います。

みなさんこんにちは!


アラサー薬剤師です。


今日は、病院や薬局でよく聞く「ジェネリック医薬品」についてのお話です。


「安いけど、本当に効くの?」「先発薬と何が違うの?」といった質問をよくいただきますので、

できるだけわかりやすく解説していきたいと思います!


その前に、以前の記事の紹介です↓



ジェネリック医薬品ってなに?

ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、先発薬と同じ有効成分・効き目を持った薬のことです。


新薬(先発薬)の特許が切れたあとに、別の製薬会社が作ることで開発コストが抑えられ、価格も安くなるのが特徴。


厚生労働省の厳しい基準をクリアして販売されているため、効果や安全性は基本的に問題ありません。


先発薬との違いって?

違いが出るとすれば、以下のような点です:

  • 添加物(成分以外の部分)が違うことがある
  • 錠剤の大きさ・味・溶け方に差があることも
  • 製品によっては一部効き方に個人差が出ることもある

そのため、飲みやすさや体質に合うかどうかで先発薬を希望される方もいます。


どうやって選べばいい?

薬局では、先発薬が出ていても「ジェネリックにしますか?」と聞かれることがあります。


どちらを選んでもOKですが、自己判断よりも、医師や薬剤師に相談しながら選ぶのが安心です。



まとめ

  • ジェネリック医薬品は、先発薬と同じ有効成分を含む薬
  • 価格が安く、医療費の節約にも◎
  • 飲み心地や体質によって、先発の方が合う場合もある

迷ったときは、遠慮せずに薬剤師に「どちらがいいか教えてください!」と聞いてみてくださいね。


※本記事は一般向けに情報提供を目的としており、特定の薬を推奨するものではありません。選択に際しては医師・薬剤師にご相談ください。

【出典】
・厚生労働省「ジェネリック医薬品の安心使用」
・くすりのしおり(ジェネリック医薬品)
・PMDA 医薬品情報ナビ