カメムシ対策その①忌避剤をまく | アラサー薬剤師、日常のブログ

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時々ではありますがためになることも発信できればと思います。

 

皆さんこんにちは!

 

前回の投稿に引き続き、今回は対策の一つ「忌避剤をまく」を実践しましたので、その結果についての報告です。

 

前回の投稿はコチラ↓

 

 

 

結果の前にとりあえずどんなものを使ったかについて報告します。

 

 

忌避剤とは?

 

忌避剤とは「昆虫や鳥獣を、臭いや味などの化学的刺激によって農作物から遠ざけるための薬剤」のことです。

 

忌避剤にはドラッグストアやホームセンターで買えるものが多く、殺虫成分を含んだスプレータイプのものやハッカ油から自作するものまでさまざまなものがあります。

 

職場が薬局という事もあり、ハッカ油が手に入りやすいので今回は自作のハッカ油スプレーと、市販の忌避剤スプレーで対策を行ってみました。

 

 

ハッカ油スプレー

 

カメムシはハッカ油の匂いが苦手なようです。

 

また、ハッカ油はカメムシだけでなくゴキブリなどの他の害虫も苦手とする匂いらしいです。

 

人間的には爽やかでスッとする匂いですし、何より自然由来なのもポイント高めです。

 

ハッカ油スプレーを自作するのに必要なものはスプレーボトル(ガラス製)、ハッカ油、水で大丈夫です。

 

水道水90mlに対してハッカ油20滴ほどを入れて、よく振れば完成です。

 

水と油なので、スプレーするたびによく振るようにしましょう。

 

 

市販のスプレー

 

近くのドラッグストアに売っていたアース製薬の「カメムシ撃滅」

 

名前からしてすごく強力そう!

 

侵入防止には窓枠、ドア付近など害虫が入って来てほしくない場所の周りにスプレーするだけでいいのですごく簡単です。

 

名前の通り殺虫効果もあるスプレーとなっており、お値段は990円でした。

 

 

ハッカ油スプレーの効果

 

まずは自作ハッカ油スプレーの効果から。

 

とりあえず自動ドアについてほしくないので自動ドアにまんべんなくスプレーします。

 

結果はと言うと、あまり効果は見られず普通に集まってきました…

 

ただし、ドアに引っ付いているカメムシに直でハッカ油スプレーをかけるとかなり嫌がっています!

 

どうやら忌避効果<蛍光灯の誘因効果になっている模様

 

なのであかりを暗くするなどの対策をして、ドアや窓の隙間にスプレーしておけば、侵入防止にはつながると思います。

 

カメムシが自動ドアに集まるのは防げなかったものの、ハッカ油スプレーは匂いが良いのでその点については良かったです。

 

ただ、ガラスは非常に汚れます。

 

翌朝出勤してから窓掃除をしなければならない状況になっていました💦

 

 

カメムシ撃滅の効果

 

こちらも窓の隙間やドアの隙間にスプレーして侵入防止させるので、ハッカ油スプレーと同じく自動ドアにまんべんなくスプレーします。

 

1平方メートルあたり約4秒のスプレー時間が目安となっています。

 

これも窓にスプレーした後ががっつり分かるので窓ガラスの清潔感はかなり損なわれます。

 

で、気になる結果ですがやはりスプレーの忌避効果<蛍光灯の誘因効果となっている模様

 

普通に自動ドアに集まってきます。

 

ただハッカ油スプレーよりも明らかに違う現象が!!

 

全部のカメムシに効果が現れたわけではないのですが、自動ドアに引っ付いたカメムシがポロポロと落ちるではありませんか!

 

どうやら自動ドアにスプレーした殺虫効果が残っているのかカメムシは弱るみたいです。

 

このスプレーもあかりの対策などをしていればドアの隙間や窓の隙間からの侵入はかなり防げそうです。

 

 

まとめ

 

今回、ハッカ油スプレーや市販のスプレーを用いて対策をしてみましたが、

 

忌避効果よりもあかりに集まるという習性の方が勝っているようです。

 

確かに効果はあったのですが、自動ドアもガラスでその隣もガラスという

 

光ダダもれだと効果が薄くなってしまうという事が分かりました。

 

このことを踏まえ、紫外線カットについても試していますので、近いうちに報告します!