30才前半、私はテニススクールに通ってました。
初級クラスから中級クラスに進んで、炎天下でレッスンを受けてたある日、
「今日の休憩タイムはまだかな~?」と思ってたら、
目の前に星☆のような物が見えて、次の瞬間に汗がどっと噴き出しました。
立ってられなくてしゃがみこむと、コーチが駆けつけ、
もう一人男性と二人で両脇から私を支えて、
クラブハウスまで私を引きずって連れて行ってくれました。
受付の人が私を見るなり、「救急車呼びます。」と言いましたが、
私はすぐに「しばらく時間を下さい。」と答えていました。
すごく大げさなことになるし、車運転してきたから、車残して病院も困る。。。とか、
瞬間に色々浮かんだんです。
スタッフルームで休ませてもらいましたが、
体が痙攣して、胸が締まって息が出来ない。
熱中症で亡くなる人がいるけど、こういう事なんやと思いました。
手足も冷たくなっていく中、
大きく胸で息を吸おうとすると、余計胸が苦しくなるので、
胸を止めて、細い細い息を入れるようにしました。
ヨガで呼吸法を学んでたおかげで、助けられました。
約2時間ほどかかって、何とか立って動けるようになりました。
その夜、コーチから謝りの電話が入りました。
「休憩を取るのが遅れたのは、
前日、レッスン生から、レッスンが生ぬるいと、
クレームがあって、それで今日はむきになってました。」
「救急車騒ぎにならずに済ませてもらえて、助かりました。」と。
中級クラスは、50~60代の方が中心で(今の私の年ですね)
皆さんとてもお上手だし、パワフル!!
テニスもお口も。。。(笑)
ゴルフコンペで足がつって、苦い経験が思い出されました。