今日の新聞の正平調をうなずきながら読みました。
広州アジア大会で陸上女子の100と200の2冠を達成した福島千里選手の走り方を「アメンボ走法」と呼ぶそうです。
世界陸上200で銅メダルを獲得した末続慎吾選手の走り方は「ナンバ走り」と言われました。
両選手に共通するのは、欧米人のように筋力で地面を強く蹴って走るのではなく、体中心を前へ、体の上下のぶれを少なく体を運ぶという走り方です。
電車などで、欧米人と隣りになった時に、骨格の大きさの違いをまざまざと感じることがあります。頑丈な体です。
それに比べて日本人はやはり華奢な体で、筋力に頼る走り方では勝てるはずがありません。
腹腰の文化が日本文化(武士の切腹・・・一番大事な場所を切る)、そこを中心に体を使うことです。
歩き方もいわゆるウオーキングは日本人向けではなく、日本人はすり足歩行が合うのです。(手や足を大きく動かし過ぎると痛めてしまいます)
これらを私のヨガ教室では体操で練習を重ねています。
何でも欧米化を目指すのはもったいないと思います。
日本人の細やかさを技術の面でも、心の面でも大切に守り続けたいと思います。