latte家族 〜網膜芽細胞腫の息子と家族の日記〜 -16ページ目

latte家族 〜網膜芽細胞腫の息子と家族の日記〜

父、母、娘、息子の4人家族。
息子は2歳になってすぐ、網膜芽細胞腫と診断され右眼を摘出しました。
片眼を失った息子と家族の日常と病気の記録。

手術してから10ヶ月経った現在、

息子の右眼は未だ仮義眼です。

 

息子は地元の大学病院で摘出手術をしたので、

そのままそこで義眼もみてもらっています。

 

この病院では月に1回義眼師さんが来られるので、

その日に合わせて病院へ行ってみてもらいます。

 

息子の場合、術後の眼窩の萎縮があったりしたので、まずは

眼窩を広げる?大きくするため義眼を少しずつサイズアップしながら様子を見ましょう。

ということでした。

 

ちょっとづつサイズを変えて、やっと眼窩も広がり安定してきました。

 

義眼師さんにみてもらえるのが、1ヶ月に1回なので

なかなか先に進まず、正直モヤモヤというか…もどかしくもあり…ショボーン

 

最初は、すぐにでも本義眼を作ってもらえるものだと思ってたのであせる

 

萎縮してたりしたから仕方ないのかな汗

 

今の仮義眼は、パッと見そこまでの違和感はないからそのまま生活してるけど、

(いや、明らかに左とは違うんだけど…)

それまでの仮義眼は正直そのままじゃ外には出れないなってくらい黒目の位置とか

形とか合ってなくて、外出時はアイパッチをずっと付けてました。

 

アイパッチをしてない状態で外に出ると、

ギョッとした顔で見られるし

アイパッチしてたらしてたで見知らぬおばさまに

 

あら~お目目どうしたの?

かわいそうに~

 

て言われたり・・・

もちろん相手に悪気がないってことは分かってる。

まさかこんな小さい子が眼を摘出してて、義眼だなんて思わないだろうから。

 

だから笑顔で

 

えぇ、ちょっと治療してて~

ニコニコ

 

とか返してたけど、本音は

 

ほっといてほしい

 

子供におめめどうしたの?って言われたりじーっと見られたりするのは

別に何とも思いません。ただ素直に疑問なだけだと思うから。

(あからさまに息子の正面に回り込んできて何回も何回も

   のぞき込んでくる子はちょっとイラっとするけどあせる

 

でも大人なら、人にはいろんな事情があることくらい分かるはず。

それを何故見知らぬ人に直球で聞けるのか。

(あくまで見知らぬ人の場合です。知り合いにどうしたの?って聞かれるのは気にならない。)

 

話は逸れましたが、

もうそろそろ、本義眼を作ってもいいかもねって話が出てます。

 

早く息子にピッタリのおめめができるといいなぁ

照れ