latte家族 〜網膜芽細胞腫の息子と家族の日記〜 -14ページ目

latte家族 〜網膜芽細胞腫の息子と家族の日記〜

父、母、娘、息子の4人家族。
息子は2歳になってすぐ、網膜芽細胞腫と診断され右眼を摘出しました。
片眼を失った息子と家族の日常と病気の記録。

化学療法をすることが決まってから
2週間後、入院生活がスタートしました。

治療はVEC療法といって
・オンコビン
・エトポシド
・カルボプラチン
この3種類の抗がん剤を2日間に分けて点滴をする
方法です。

スケジュールとしては

抗がん剤を入れる(2日間)
         ↓
経過をみて一時退院
(だいたい約5日間の入院)
         ↓
1週間に1回は外来にて血液検査で経過観察
(骨髄抑制のため、好中球などの数値が下がる。
 この期間は感染しやすいため特に注意)
         ↓
抗がん剤を入れてから約1ヶ月で数値が回復してくるので、再び入院して抗がん剤。


というのを6回(6クール)繰り返しました。

ただ1回目の入院の時は
治療前の検査や抗がん剤を入れた後も数値の下り方、回復のサイクルをみるため1ヶ月ちょっと入院していました。

2クール目からは1ヶ月のうち約5日間の入院で
あとは家に帰れるんですが、免疫が下がるため感染が怖くほとんど引きこもり生活滝汗

上の子の夏休みにも、どこにも連れてってあげることができなくてショボーン
お姉ちゃんにもたくさん我慢させたと思いますショボーン

当の本人はというと…
病院→お家→病院の生活サイクルにも慣れ
入院中も小児科病棟の先生、看護師さんに優しくしてもらい、
プレイルームで遊びまくり、
すっかり病院が好きになっていました笑い泣き
(病院は、お家にはない目新しいおもちゃで
  遊べるところだと思ってた。笑)

息子にとって病院が嫌な場所になってないことが、何よりもありがたいことでしたおねがい
(副作用についてはまた次の記事にまとめたいと思います)