latte家族 〜網膜芽細胞腫の息子と家族の日記〜 -10ページ目

latte家族 〜網膜芽細胞腫の息子と家族の日記〜

父、母、娘、息子の4人家族。
息子は2歳になってすぐ、網膜芽細胞腫と診断され右眼を摘出しました。
片眼を失った息子と家族の日常と病気の記録。

続きを書こうと思っていたら…
息子が手足口病になってしまいましたガーン
全国的にも流行ってるみたいですね〜アセアセ
通ってる幼稚園でも流行りつつあるみたいですガーン

続きですニコニコ

《吐き気・嘔吐・食欲低下》

息子の場合、嘔吐は一度もありませんでした。
吐き気も、オェっとえずいたりすることも私が見た限りではなさそうでした。

ただ、抗がん剤を入れた次の日くらいから数日間は食欲が落ちるみたいであまり食べず。
その食欲が低下する数日間でも、息子が食べれたものと言えば…

バナナ と  唐揚げ 真顔

バナナは分かる。でも 唐揚げ…
食欲があるのかないのかとても分かりづらい笑い泣き

普段好きなおにぎりやうどんもいらないって言うのに、この2つだけは食べました笑い泣き
しかも毎回。
あとはたまにゼリーくらい。
なので私はせっせと毎日売店へこの2つを買いに行ってましたチーン
きっと、売店の人達にまたバナナとからあげだわって思われてたはず…

先生達も苦笑いで、まぁ全く食べれないよりは食べれるもの食べていいよーって感じでした(^^;)

そんな感じで、毎回食べる量が減り偏りもありましたが。
基本元気で機嫌もよく、プレイルームで遊びまくったり病棟の廊下を何周も何周もお散歩したりしてましたキョロキョロ

ただ4クール目、薬を入れてからしんどそうで
ほとんどベッドで横になっていました。
お散歩行く?と聞いても「いかない…」とショボーン

そしてバナナもからあげも拒否アセアセ

先生も看護師さんも

◯◯くんがバナナも食べないなんて…!!
今回よっぽどしんどいんだねぇ、、、とガーン

やはり回数を重ねるごとに、副作用は出やすくなるみたいですショボーン

なので、吐き気どめの薬を違うものでやってみようということで5クール目からは違う吐き気止めを使ってもらいました。
それが息子には合ってたみたいで、5・6クールは
しんどい様子もなく元気に過ごせましたニコニコ
(ちなみに5、6クール目は時期的にみかんばっかり食べてた笑い泣き)


こんな感じで1回だけしんどそうな時はありましたが、それ以外はそこまで酷い副作用もなく過ごせたのは幸いでした。



そして小児科に入院して、こんなにもたくさんの子供達が病気と闘っている事を知りました。

みんな長い間入院し、たくさんの検査をして、つらい治療や手術にも耐え、まずい薬も頑張って飲んで、病気を治そうと頑張っていました。そしてその子供達を支える家族も。

息子が治療してる時期、ちょうど「グッド・ドクター」というドラマを放送してました。
そのドラマの中で

「全ての子供が大人になれますように」

というセリフがありました。

病気なんてなくなればいいのに。
本気で心からそう思いました。