昔はストレス発散って言えば泣く事だった。
泣きながら鏡の前に立ち、今の散々な自分を見て、心に焼き付けて冷静になり、泣くことで特に解決してないのにすっきりして次に進むことが出来てた。ここ何年か泣く事なんてしてなくて、自分の感情に浸る事なんてあんまりしてなくて、というか自分の感情を考えることもあんまりしてなくて、
別に何にも悲しいことがあったわけでもなく、別に何にも辛いこともあったわけでもないのに、たまたま懐かしさにポロっと涙が出たら、全然止まらなくなってしまって。何にも悲しいことなんてないのに、次から次へと今までの感情が溢れ出して来てしまって。
インプットが出来てないことは気づいてたけど、アウトプットはもっと出来てなかったんだなぁと、思い知る。
感情的になるといけないからと、心静かに心を動かさないように、感情を使いすぎないようにとコントロールしてきた8年間だったんだなぁと思い知る。
逢いたい人がいる。でも逢いに行くのが怖い人。逢っても私は何を話していいか全くわからない。
私は勇気のない人間だから、逢いにはいけない。
逢いたいってよりかはひとめ、見たいだけなのかな。いい距離で。
だから夢で会うくらいがちょうどいい。
60歳になって会うくらいがちょうどいい。
逢ったら私の心は壊れてしまうだろう。
手紙はすごい、あの頃にタイムスリップさせてくれる。
涙は流してくれる。今の私も、昔の私も。
日常に戻ろう。
今度はいつ涙にあうだろうか。